42.195Km走りきれる程の毛髪コンディションを真剣に考える

シャンプーソムリエ こと関川忍です。

僕のブログを覗いていただきありがとうございます。

あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて記事を書かせていただいております。

 

昨夜は福岡県でattennaセミナーの5回目を開催させて頂きました。

このattennaセミナーはエリアによってセミナーヴァージョンが違ってきます。

 

北海道、沖縄、名古屋、東京そして昨夜の福岡とそのセミナーでのポイントが違います。

それは、モデルさんの髪の状態にもよったり、会場のテーマにもよったり、会場に参加される美容師さんの顔ぶれであったりで変わっています。

 

そして、昨夜はタイトルにも書いてある通り、これからは毛髪コンデジションの維持をどれだけ美容師さんが考えて薬剤を使い分けるか?

 

今現在、ヘアデザインにヘアカラーを施さない人がどれだけいるでしょうか?

若い世代はハイトーンカラー、社会人になるとTPOに合わせたファッションカラー、40代〜50代くらいに入ってくると徐々にグレイカラー。

 

そして、来年になると二人に一人は50代となり、そのグレイカラーが当たり前になってきます。

そんなヘアカラー人口が増える中、ヘアカラーの薬剤選定はダメージを進行させるモノをチョイスする美容室が圧倒的に多く、さらにホームカラーをする方も後を経ちません。

 

パーマの薬液コントロールは還元剤の使い分けや、低アルカリと使い分けが当たり前になってきているにもかかわらず、ヘアカラーは明度や彩度、色相のことを考えるだけで、髪のダメージと言えば、処理剤や2剤の%を変える程度。

 

これでは次々に髪はパーマがかからない状態に変性して行ってしまいます。

ここでダメージという言葉ではなく変性という言葉を使ったのにも大きな化学的根拠があるからです。

 

お客様はパーマをかけたくないのでは無いんです。

先ずは、髪が傷むのが嫌だから。

そして、パーマスタイルが似合うのかどうかが分からないから。

 

しかし、アイロンでカールしたり、スタイリング剤で髪を動かしたり、ボリュームを出したりしています。

それがパーマでできたら・・・。

 

ヘアカラーのダメージコントロール(変性を抑える)はこれからはとっても重要になってきます。

お客様の1年(12ヶ月)をマラソンに例えて42.195Kmとします。

 

この距離を優秀な成績で走り切るにはコースのペース配分が重要です。

最初に猛ダッシュしても最後まで体力がもたないですし、最後まで体力を温存しすぎてスパートをかけるポイントが遅すぎても成績はよくなりません。

 

それと同じく、1年を通してパーマもヘアカラーもやりきれる毛髪強度をキープ出来る美容室。

その美容室には髪が傷んでいるから・・・。

 

そんな理由でパーマをかけられないお客様はいません。

逆に明度、彩度、色相を自由に楽しめるヘアカラーができないお客様いません。

 

これが、次世代の美容室の基本では無いかと思います。

 

そこに、トリートメントなどもあってもいいでしょう。

 

しかし、トリートメントは髪質を改善するフォローメニューです。

しかし、ヘアカラーで変性させてしまっていたらパーマがかかり難くなっていくので、ストレートヘアばかりになってしまいます。

(今既にこういう美容室多いかなぁ〜)

そんなミスを犯しては本当はいけなかった・・・。

そんなことを有本さんの話を聞いていると思います。

 

さらに、ヘアカラーによる変性をコントロールできたら、今度はパーマスタイルをお客様に提案することが可能となってくるのですが、そこにはパーマスタイルのデザイン性が問われてきます。

 

そして、パーマをかけるにあたっての正確な毛髪診断。

今回も有本さんは時間をかけてその毛髪診断方法を伝えられていました。

 

 

様々な角度から毛髪診断を行なって毛髪の状況を全て把握していきます。

そこに、どのようなパーマデザインを行うか?

というデザインを考える段階に入ってきます。

 

 

髪の落ちる位置、重なりなどを考えていき、必要な髪の厚みや長さにパーマスタイルのためのカットをしていきます。

今回は贅沢にもSwitchの田中さんがそのパーマデザインに合わせたカットを担当。

 

 

パーマデザインのためのカットは通常のカットの考え方とは全く違います。

 

カットが上手な人ほどカットでパーマデザインの再現性を壊している可能性がありますので、考え方をパーマ用のカットに切り替える訓練が必要です。

 

そして、今回はプレ還元を行なってのクリープを使ったデジタルパーマです。

 

 

このプレ還元にも理論があります。

何故、デジタルパーマをかける前の軟化プロセスで手間のかかるワインディングをしているのか?

 

また、この段階で3つの薬剤を使い分けています。

 

 

デジタルパーマにも様々な使い方があって、今回はクリープ中心の湿熱です。

そして、最後はSSA2剤のattennaでの完全酸化処理です。

 

 

写真は完成後ババッと乾かした状態ですが、既に質感が向上し狙った通りのウェーブが出てきてます。

この後スタイリング剤を軽くつけて約30分程度経過したら素敵なヘアスタイルの完成です。

 

これらを総合的に身につけた次世代に通用する美容師を目指したい方は、基礎力をさらに高める有本塾4期を募集していますが、参加枠はもう残り4枠と残り少なくなってきております。

 

一人一人の目の前のお客様へさらなる驚きと感動を真面目に届けたい!

そう思う熱い美容師の方、是非有本塾へいらしてください。

 

詳しくはこちらまで↓↓↓

https://ameblo.jp/soenscienceacademy/

関連記事一覧