働き方改革のせいで美容師の職業レベルが脅かされている!!

シャンプーソムリエ こと関川忍です。

僕のブログを覗いていただきありがとうございます。

あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて記事を書かせていただいております。

 

美容業界で深刻な問題があります。

人手不足、美容室件数の飽和状態、社会保険加入問題etc・・・。

 

様々な要因が美容師さんの働く環境を圧迫しています。

 

また、働き方改革による残業問題も実際的には美容業を苦しめています。

美容師ってはっきり言ってマニュアルでは取得できない部分が沢山ある業種です。

 

それも幅広い知識と経験が必要とされています。

言い換えれば、働き方改革のせいで美容師の職業レベルが脅かされている!!

 

更には、人の健康問題に大きな影響を与えています。

 

 

厚生労働省のホームページには

「働き方改革」の目指すものと言うことが書かれています。

 

内容はこんな感じです↓

我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

 

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

 

これは、一般業種でも色々と困ることが起きています。

残業ができないために、スケジュールが狂ってしまっていることもあります。

 

この働き方改革に掲げる一文で「生産性向上」「就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作る」とあります。

 

これを美容師に当てはめると・・・

生産性の向上に必要なこととは?

 

就業機会の拡大に必要なこととな?

 

意欲・能力を存分に発揮できる環境とは?

 

はっきり言ってこれを十分に整えるにはカット料金は10000円以上〜

パーマやヘアカラーは20000以上〜

 

というような最低料金を国が決めてくれないと無理です。

料金を安くしたら罰金とかと言う制度を作ってくれないと無理です。

 

まあ、めちゃ強引な話をしていますが、そうしないと現状の美容室の料金価格帯ではかなり大変なのでは無いでしょか?

 

じゃあ、この法案を考えている方たち、またその身内の方がカット料金10000円以上の美容室に定期的に通うか?

パーマやヘアカラーは20000以上〜の美容室で毎回それらを行えるか?

 

・・・多分、高いって思うのではないでしょうか?

(お金があって普通って思う方も中にはいるかと思いますが。)

 

まあ、偉い方々は置いといて国民の総意では高いと感じる方が多いのではないかと思うんです。

 

でも、美容師ってなかなか稼げるようになるには期間が必要な職業です。

以下にイメージですが、稼ぎの推移をグラフ化してみました。

 

 

一般的サラリーマンの年収と美容師の年収の推移を年ごとにイメージ化しています。

先ず、スタートの段階で収入の格差があります。

 

美容師の場合、新卒で入店した時はほとんどお店の売り上げに関わる仕事がありません。

その間は、お店側が給料を出しながら育てていく投資期間になります。

 

お店側としては、かなりきつい時期。

 

本人もそうですが、お店側も早く稼いで欲しいと思うもの。

これ、法案を考えている方知っているのかな?

 

そのお店側の人材育成投資は数年間続きます。

何故なら、稼げるために沢山の知識や技術を身につける期間だからです。

 

この沢山の知識や技術を身につける期間を短くするためには、いくつか方法があります。

①お店の営業中に教育していく。

②開店前、閉店後に教育していく。

③休日に集中して教育していく。

 

①ができる美容室は結構潤っていないと難しいので、一般的な考えでは無いかと思います。

 

②は従来の教育方法ですが、現在働き方改革の影響をもろうけています。

 

③休日返上で勉強するのは非常に素晴らしいですが、投資期間に更に休日出勤手当やトレーニングをする人の講師料などがかさむので、美容室経営を圧迫する可能性が大です。

 

「意欲・能力を存分に発揮できる環境を作る」と法案目的に掲げています。

意欲ある美容師の卵が、開店前、閉店後に沢山の知識や技術を身につける環境を作るのは法案違反なのでしょうか?

 

こちら側視点で一方的な意見ですが、この法案によって美容師の職業レベルが脅かされていると僕は感じます。

好きな仕事を早く身につけてお客様にあたりたい。

 

そんなやる気を削ぐ法案のようにも思えます。

能力を十分に発揮できる環境の前に、能力を身に着ける環境がないと理想論に終わるかとも思えます。

 

美容室の生産性の向上はあくまでも美容師一人一人の高いスキルが肝!

 

そして、約3年〜5年頑張れば、一般的なサラリーマンの稼ぎに並ぶはず!

更にスキルの高い人はそれ以上の収入が望めます。

 

逆に、3年〜5年の間で美容師の適性も別れてくるので、スキルが身につかない人は稼ぎはほとんど横ばいの場合もあります。

 

例えば、ある一定の水準以下の美容師は入店3年とか5年目までは学ぶ時間、学ぶ環境の確保優先で、開店前、閉店後でも届出を出せば許可とか、そう言う稼げる人材になって生産性が上がるための細かな業種ごとの配慮が欲しいな〜なんて思います。

 

助成金とかもありますが、基準が美容師にはハマらないことが多いので法案の詳細に加えて欲しいですね〜。

 

最後に、業務って月毎や季節ごとで浮き沈みがあるものです。

書き入れ時という短期集中という条件ですが、残業禁止という限られた時間内で限界を超えた仕事量を、お客様のために残業してでも仕事をやりたい人って結構多いと思うんです。(国民性ですね)

 

そういうことで、精神的ストレス・・・

例えば、お客様から「まだですか〜」「いつになりますか〜」なんて問い合わせが毎日来る場合ってあると思うんです。

 

 

これは、心痛いですよね〜。

責任感があって仕事ができる人ほどストレスですよね〜。

 

ストレスはじわじわとカラダを蝕んで行きます。

この法案はそういう人を増やしているという裏の真実も考慮してほしいと思うんです。

 

であるならば、短期集中は何かの申請を通せば許可とか、働きすぎた場合の心とカラダのケアを会社に義務ずけるとかそういう解決策もあっていいのかと思います。

 

ストレスによる害をケアする方法なって今は色々ありますから。

 

政治経済にあまり興味がない僕が一人でほざいていることなので、いやいやそうじゃないって方もいるかと思いますが、僕の独り言だと思って流してくだされば幸いです。

関連記事一覧