
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて毎日1記事を書かせていただいております。
今回は僕が作ったトリートメントについて御紹介します。
まず、もともとは僕はトリートメントを作る気はサラサラありませんでした。
だって、トリートメントは髪に残っても1%程度。
たった1%程度にどこまでこだわるか!?
おまけに、毎日使わないと髪の質感がすぐに落ちてしまう・・・。
いや~こんな狭い領域でどこまでできるんだろう?
そう考えると、質感やツヤ、香りなどにこだわりを感じるいいトリートメントが沢山実在していたから、いらないかな~って。
僕の商品づくりのコンセプトは「無いものは作り、あるものはそれらを使う」です。
ですので、シャンプーだけでいいんじゃ無いかな~って思っていました。
しかし、キュベシノブシャンプー専用のトリートメントに対する要望が多くなって、重い腰を上げ作りました。
じゃあ、どうやって作ったのか?
実は、もしもトリートメントを作るときがきたら・・・って数年前から構想はあったんです。
先ず、キュベシノブシャンプーが非常に好評でしたので、キュベシノブシャンプーに使っている特許成分数種は必ず使うってこと。
そして、シャンプーには配合しなかった「油成分」を吟味して配合すること。
この油成分は1日中髪につけていても酸化しない!
つまり、酸化して匂いなどが出ない油成分を使用しています。
ここで、重要なのがどのタイミングで使うのか?
結果的に、僕の中ではトリートメントはアウトバスタイプしか考えられませんでした。
何故なら、インバスタイプはいくら有効成分を配合しようが1%程度しか髪に残らない。
さらに、流し方が甘いと髪や頭皮に残りベタついたり、痒みの原因にもなります。
こういう日常的な弊害はお客さんの自己責任に委ねるしかありません。
ですので、だったらお客さんでも間違いない使い方ができる環境ってなんだろう?
そう考えたんです。
また、アウトバスは1日中髪についていますので、髪が肌に着いたときに刺激や痒みがでては困りますので、シャンプー以上に安全性を確保しました。
おかげで、シャプーよりも香りを薄めるという選択をしました。
ただ、アウトバスのため考えて配合した有効成分は100%髪に残ります。
インバスタイプのトリートメントと比べれば100倍の効果が期待できます。
そして、このキュベシノブトリートメントは沢山の雑誌に紹介されることになるんです。
何故なら、美容ライターの方々が好んでキュベシノブトリートメントを使用されていたからです。
考え抜いて創り上げたシャンプーよりもトリートメントの方が露出が高いというこれまた予想外の結果になりました。
・・・シャンプーもそうですが宣伝広告一切無く口コミだけです。
そして、くせ毛の方のリピート率が80%以上という結果にも僕自身驚いています。
触ってみると分かりますが、かなり軽めに作っています。
ですので、キュベシノブトリートメントでトリートメントをした後にスタイリング剤を使用しても大丈夫なくらいの重さです。
それでも、くせ毛の方に受けるってどういうことでしょう?
重い腰をあげて作ったトリートメントは実は2名のモニターしかとっていません。
肌が敏感で、パーマヘアーの女性。
この2名の声を聞きながら何度も何度も処方の微調整をしました。
重いだの、毛先が引っかかるだの、パーマがまとまらないだの・・・(汗)
そして、ある時・・・!
2回目の時のトリートメントもう一度使ったみたい!
この声が処方決定の決め手となりました。
何故なら、また使いたいという感覚が重要だったからです。
この声によって商品化されたキュベシノブトリートメントのリピート率の高さがうなずけるかと思います。
今では、アウトバス以外にもスタイリング剤と混ぜたりと色々な使い方をされる方がいます。
明日は、国内でも一番高いシャンプーを作ったお話をします!