
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて毎日1記事を書かせていただいております。
シャンプー剤の裏面を見ると以下の図のように様々な成分表示を目にします。
これは2001年4月から、化粧品の規制緩和に伴って、全成分表示が義務づけられたことで、シャンプーボトルの裏面にずらずらと文字が記載され始めました。
当時、僕はある美容メーカーに雇われ社員として勤務していたのですが、ボトルの印刷スペースなどどうしたらいいのかとかバタバタしていた記憶があります。
この全成分表示はそれだけ業界をざわつかせた大きな転機です。
そして、この全成分表示のおかげで僕たちは裏面を見ることで、なんとなくそのシャンプー剤の個性を予測できたり、自分に合わない成分(アレルギーの原因)を事前に見ることで、自身を守ることも出来るようになってきました。
しかし・・・!
実は、成分表示だけでは正確に判断できないことは多々あります。
その一つに、例えばこの写真の「ラウラミドプロピルベタイン」という両性界面活性剤があります。
これをネットで検索してみると・・・
刺激性もなくしっとりと仕上がる安全な成分
低刺激でコンディショニング性を持つ洗浄剤
洗い上がりはしっとりとした良好な質感が得られる
などの解説が主に出てきますが、これは実は正しい解析評価ではないんです。
なぜ?
実はこの「ラウラミドプロピルベタイン」を製造している原料メーカーさんごとに質感が思いっきり違うからです。
さらに、この1品だけでも価格的ランクもあったりします。
ですので、成分表示だけではそのシャンプーそのものを評価するのは非常に難しいんです。
唯一評価できるとしたら、自身で使ってみることです。
よく、噂のシャンプーを購入したものの、意外と合わなかったり、期待通りではなかった経験はないですか?
シャンプー選びというものはそういうものです。
ですので、ネットでの情報が正しいかというと、目安として捉えることが良いかと思います。
また、低刺激いう評価をされているのに、これを使って痒みが出る方もいます。
そういう時には全国にいるシャンプーソムリエに相談してください。
きっと、正しい判断のもとぴったりのシャンプーを選んでくれるかと思います。↓
NEWS
2016年度シャンプーソムリエアカデミー生徒募集中です!
〈お知らせとお願い〉
□▷2016年のSSAカリキュラム>>>SSA HP
□▷僕の会社>>>株式会社アイザ
□▷本ブログ内容に関するご質問、お問い合わせ>>>Facebook messag