
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて毎日1記事を書かせていただいております。
昨日は化粧品研究者の研究発表会に参加してきました。
様々な化粧品メーカーの研究員の方がそれぞれの研究成果を発表するのですが面白いお話を聞くことができました。
そんな発表の中でへ~そうだったんだ!ということがあったんです。
多分、化粧品研究員の方の中では常識かとおもいますが、僕にとっては意外な発見だったんです。
まず、僕たちヘア業界では馴染みのある話ですが
毛髪に多く含まれる側鎖結合の中でパーマで作用させる強い結合の中にS-S結合という結合があります。
このS-S結合を切断するときにはHを毛髪へ浸透させるわけです。
するとS-Sの結合はSH基として2つに切れます。
この状態では髪は非常に強度が低下し、弱い状態になります。
これをパーマでは還元反応とも言いますよね。
この状態で毛髪を放置しておいたらご想像の通り髪はボロボロになってしまいます。
はい!ここまでが毛髪内部でのS-S結合の切断になりますが、これって実は肌の状態。
さらに言うならば劣化した肌の状態でも言えるんです。
肌の最上部にある角質層。
ここは細胞間結合が存在し、角質同士をつなぎ合わせています。
そして、この角質はケラチンタンパク。
この角質層に実はS-S結合が存在しているんです。
そして、劣化した角質層にはSHが沢山。
つまり、パーマでいうと髪が還元されている状態と同じってことらしいです。
(聞き違いかもしれませんが、多分そうだと思います)
そして、肌改善効果が確認されたときにはこのSH基がS-S結合として側鎖を形成するんです。
ですので、肌が荒れている方の肌上部ではある意味還元反応が起こっていることなんですね~。
こんなこと書いてしまいましたが、酸化したら肌がきれいになると思ってパーマの2剤をつけることは止めてくださいね~!
やっぱり専門家の話って勉強になりますね~!
そして、難しい専門用語もなんおその、SSAで必死に(今でも)学んだ知識が活かされるなんて面白いですね。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日1日がアナタにとって人生で最高の1日でありますように!