皮脂膜と細胞間脂質は基本的には違うんですよね〜

シャンプーソムリエ こと関川忍です。
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今回は髪も肌もそうなのですが「皮脂膜」と「脂質」という髪肌の脂質系の違いについてです。
※このお話はここ最近わかったことも含まれています。

今回お話しするのは髪でいうと髪の表面とキューティクル辺りまでの構造と、肌の表皮・・・特に垢となって剥がれ落ちる角質層の構造どちらにも言えるっていう共通のお話になりそうです。

ということで、肌でお話を進めていこうかと思います。

先ずは肌の表面には「皮脂膜」と呼ばれる脂質と汗が混ざった油膜が張っています。
この皮脂膜の構成成分は

・スクワレン:10%
・トリグリセリド:25%
・モノ、ジグリセリド:10%
・ワックス:22%
・脂肪酸:25%
・コレステロール:2.5%
・コレステリルエステル:1.5%
・その他:4%

となっていて表皮の角質の間にある脂質、角質細胞と細胞の間にある脂質ですので、これを「細胞間脂質」といいますが、構成成分は・・・

・脂肪酸:20%
・コレステロール:15%
・コレステリルエステル:10%
・セラミド:50%
・糖セラミド:5%

となっています。

そして、それぞれの役割があるのですが同じ脂質でも少し違っています。

まずは皮脂膜の働きですが、まずは、お肌のpHがアルカリ性の石鹸などで体を洗うと高くなってアルカリ性に傾いてしまいます。そのアルカリ性に傾いたpHを15分~2時間位かけて弱酸性に戻す働きをしています。
この機能を「アルカリ中和能」といいます。

また、その構造体が完全なる炭化水素であるスクワレンによって水を弾くバリア機能を果たしています。

つづいて細胞間脂質ですが、少し前までは水分の保持機能が高いと言われていましたが、ここ最近わかってきたことがそれほど水分を抱える力はないってことです。

水分保持はどちらかというと角質細胞内のNMFですね。

そのかわり死んだ角質細胞が腐らない働きをしていたりします。
さらに、外部からのウィルスや菌の肌への侵入を様々な機能で防御しています。

わずかサランラップ2枚程度の薄~い角質層ですが様々な機能を兼ね備えていますね。

さらに、細胞間脂質は、角質細胞同士をつなげている、接着剤のような働きをしています。
髪でいうとキューティクル同士をつなげているということです。

面白ことが、肌でしか通用しませんが「セラミド」を塗って肌の回復スピードを検証したお話を聞いたのですが
それほど期待した結果には結びつきませんでした。

実は肌の回復スピードを速めるにはセラミド単体では無理なようです。

こうした肌の脂質と言われている部位がひとくくりにイメージされがちですが実際のところは別の機能を担っているんですね。

ということで、肌荒れや綺麗な肌作りなどを考えるとその対策が見えてきたような気がします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日1日がアナタにとって人生で最高の1日でありますように!

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