アレルギーに良い油と避けたい油

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

昨夜から北海道に来ております。

ついてから12:00近くまで、お酒抜きのSSA Round-5のミーティングをし
その後、温泉に入りゆっくりとした夜を過ごさせて頂きました。

そして、今日の記事はアレルギーにとってよい油と避けたい油についてです。
どうしても油というと全てを避けようとしてしまったり、動物性を避けてしまう方がいます。

しかし、その選択自体が実はアレルギーを引き起こす!
になってしまう誤った選択をする確立がグンッと高くなってしまいます。

先ず食事で摂取する油の元は「脂質」と言われるものです。

脂質とは「脂肪酸」と「グリセリン」で構成されています。
そう、肌や髪の天然の潤い成分である皮脂膜も脂質です。

界面活性剤の原料は脂質であったり、脂肪酸です。
この脂質は動物性であろうが、植物性であろうが同じ構造体です。

そして、それが体の中に入ると「脂肪酸」と「グリセリン」に分解されて吸収されて行きます。

つまりは、どちらでも同じなんです。

つまり、注目しなければ行けないのが分解された時にどのような「脂肪酸組成」をしているのか?
・・・なんですね。

そうなんです。

アレルギーに良い脂肪酸を多く含む脂質(油)を選択出来れば
気になる油の種類が見えて来るんです。

アレルギーとは一種の炎症現象です。
つまり、体が外部からの異物に反応してしまう過剰防衛反応。

この炎症を抑制する働きをする脂肪酸組成を持った脂質(油)探せばあるんです。
この炎症を抑制する脂肪酸をオメガ3系と言います。

オメガ数字って何となく聞いた事は無いでしょうか?

このオメガ3を持った代表的な油は以下の通りです。
①亜麻仁油
②シソ油
③魚油

これらには「α-リノレン酸」「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコサヘキサエン酸)」という脂肪酸が多く含まれています。

つまり、過剰防衛反応を抑制する働きがあると言う事です。

逆に過剰摂取をしてしまうとアレルギー反応が出やすい脂肪酸が「オメガ6系」です。
それには「リノール酸」が多く含まれています。

リノール酸は「大豆」「コーン」「ベニバナ」に含まれています。
サラダ油にはこれらが多く使われています。

このリノール酸は脂肪を分解する働きがあるとされる必須脂肪酸なのですが
現代人にはこのリノール酸を炎症抑制として働かせるだけの分解酵素である
「デルタ6不飽和酵素」が少なくて、炎症を促進する生理活性物質を沢山作ってしまうんです。

つまり、リノール酸は体内で変換される時に炎症を抑制効果のある物質と促進する物質に分解されるのですが、抑制効果のある物質は「デルタ6不飽和酵素」の働きなく作られないので、偏った分解パターンになっていると言う事です。

ですので、現代人はリノール酸の摂取は抑え気味にした方がよくって
その代わり、「α-リノレン酸」「EPA」「DHA」等の脂肪酸を意識して摂取出来る油を選択すると
アレルギー緩和に繋がると言うものなんです。

これらを多く含む油は
①なたね油
②あまに(ラックス)油
③大豆油

油以外ではダントツにシソ科のえごま(乾)や、くるみ(いり)です。

α-リノレン酸を多く含む油の欠点として酸化しやすいと言う事があります。
ですので、熱・光・空気が酸化の原因となるため、保存には注意が必要です。

また、熱によって直ぐに過酸化脂質となってしまうため、加熱調理よりもドレッシングなどで摂取するほうが向いています。

また、炒め物の場合殆どがサラダ油、ベニバナ油、コーン油等が使われていますがオリーブオイル等に切り替える方がよいと言われています。

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