医薬部外品と化粧品原料

こんにちは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

日本には「医薬部外品」とう「医薬品」でもなく「化粧品」でもない
中間の分類が存在します。

「医薬品」は要するに医師や薬剤師の方が取り扱える効果の期待できる薬品です。
逆に「化粧品」は維持程度の変化無し!という製品がそれにあたります。

では、医薬部外品はというと・・・
効果効能が期待出来るかも?

そんな微妙な表現の分類になり、決して治るとかそうなるものではありません。

但し、それが原料レベルで考えると結構厳しいチェックを受けています。

医薬部外品に使用される原料は動物実験等のテストを行われた原料が使われているそうです。

つまりは、安全基準が厳しいと言う事です。

ですので、医薬部外品はその基準内でしか作る事が許されていないので
自由かってには処方を組む事は許されないんですね。

ボクもこれからもう少し勉強しないといけないのですが
配合量等もけっこう厳しく設けられています。

美容師さんには身近な還元剤の「チオグリコール酸」等も7.0%が上限で
それ以上使用する場合は「ジチオグリコール酸」を上限を超えた分配合しないといけない。

なんて、基準が設けられています。

この基準が一番厳しいのがヨーロッパと言われています。

国内では使える様々な原料もヨーロッパではことごとくNGなのが現状です。

そう言った意味で日本はけっこうメーカーの自己責任で色んな製品開発ができる土壌であるとも言えます。

ただし、それだけトラブルの可能性もありますので
メーカーさんも責任を持って製品開発をしなければいけません。

また、日本人の肌や髪は欧米人よりも弱いので
繊細な処方が要求されます。

ヨーロッパ諸国の基準がいいのか?
日本のある程度自由が利く基準がいいのか?

どちらがいいのかは分かりませんが
今後日本の美容が世界に進出して行くためには
こういった背景も現場の美容師さんとメーカーさんが足並みを揃えて
技術と製品が一体となって行かないといけないのではないかと思います。

そのためにも、美容師さんの薬剤や毛髪、肌に対する知識レベルも
ある程度メーカー研究員の方とセッションができる水準が求められてきています。

・・・あくまでも日本美容を牽引する志を持った美容師さんにはですが。

そして、経済は人口に100%比例します。

つまり、人口減少が見えている日本国内の経済は国内のみでは
確実に縮小することが確定しています。

そのためには、今後の日本美容業界の未来を考えれば
もう世界を避けては考えられない状況でもあります。

それか、人口減少とともに・・・
>>>美容師人口の減少
>>>美容室の減少
>>>美容関係社の減少

このどちらを選択するのか?

これは、美容業界に限った事ではありませんが
我々美容人が目の前の事もとっても大切ではありますが
未来を真剣に考えなければいけない事も事実ですよね。

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