化粧品が肌深部まで浸透するっていうのは何処まで?

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

よく化粧品のCMで「肌にス~ット染み込む」
っていうフレーズがありますが実際に何処まで浸透するのでしょうか?

この浸透論は薬事法が絡んできます。
肌は、表面から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」という「表皮」とコラーゲンやエラスチンがある「真皮層」
そして、「皮下組織」となっています。

では化粧品は何処まで作用するものなのか?

実は、表皮の一番上にある「角質層」までが化粧品として厚生労働省から認可され、それ以下の場合は「医薬部外品」「医薬品」となっています。

この「角質層」は10~20層ほどの「角層細胞」が「細胞間脂質(CMC)」をはさんで重なってできています。角層細胞はケラチノサイトから変化した核のない細胞で、内部にケラチン線維のタンパク質を大量に抱えています。

この層は非常に薄く0.01~0.03mm程度です。

ここをテープストリッピングを20~30回繰り返すと、角質層がほぼ無くなると言われています。
※テープストリッピングとは、セロハンテープ等を皮膚に貼り付け、引きはがす操作のことです。

そんな、所までしか化粧品は浸透させてはいけないんです。
つまり、化粧品であるかぎりコレ以上の浸透はありません。

何故なら、真皮層等のコラーゲン繊維があるそうには血管があったりしているので、そこまで浸透してしまうと様々なトラブルを引き起こす事に繋がるからです。

そう考えると、化粧品って肌表面のケア用品になるわけですね。
ですので、肌に弾力とか潤い等を考えると
角質層のケアになって来ます。

つまり上記の様に角質層はケラチン質な10~20層ほどの「角層細胞」が「細胞間脂質(CMC)」をはさんで重なってできています。

この層は、ほこりや雑菌などが体内に入るのを防ぐのと、水分が過剰に蒸散するのを防ぎ乾燥から肌を守っています。

ですので、擬似的に作っていくか、産生の段階で正常な形で形成される様なケアが必要になって来るコトが分かって来ます。

この中で、水分の蒸発を出来るだけ防ぐことが求められて来ます。
ですので、CMCの構成成分であるセラミドや保湿成分がスキンケアではよく取り上げられるんですね。

現在、こう言った構造をスキンケアで改善するために色々な化粧品が開発されていますが、重要なのが保湿です。

ボクは、こう言った肌の構造からしたら、出来るだけ乾燥をさせないように保湿を勧めています。
さらに、肌最上部にはこれらをさらに保護するために皮脂膜が存在します。

皮脂膜は皮脂と汗で出来ていますが、オイル系がその代用品になります。
その中でも、肌に残してもいいオイルとあまり宜しく無いオイルがあります。

ボク的には皮脂の構造と殆ど同じ構造体を持つホホバオイル等が良いかと思っています。

ですので、保湿成分+ホホバオイルを使用する事で擬似的に角質層の役割を果たす事ができます。

肌が乾燥しがち、肌が敏感、肌のシワが・・・
そう言う場合、単純ですが理にかなったスキンケアとしてはこのパターンが自然なのかと思います。

関連記事一覧