神様がくれた美容師さんだけの宝物

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

ボクの場合シャンプーの成分解析を本気でするときは
原料メーカーから特定をする場合があります。

ただ、コレはまれにする事で
普段はやっぱり配合量の多い順にシンプルに上から見ていきます。

ただ、界面活性剤の場合その泡立ちや泡持ちの処方によって
若干順番が入れ替わっている時があります。

これはどういう事かというと、Aという界面活性剤を主剤で使おうとした時
バランスを取るためにその他の界面活性剤仮にBとかCとした場合
それらをAをフォローする意味で調合していくのですが
途中でAが2番目、3番目になる事があるんです。

ですので、その中で何れが一番の特性成分なのか?
その開発の意図や界面活性剤の特徴と照らし合わせていきます。

ある意味、成分処方から読み取ると言う感じです。

これは界面活性剤の数を触っていると何となく分かって来ますが
机上ではその質感は見えにくい所ではないでようか?

そして、その他の有効成分のところ・・・

例えば、〇〇エキスなるものが羅列している場合どうしていますか?

多分、1個1個調べていると思うのですが
ボクは、全然そう言う事をしません。

それは、調合する側はそう言った1個1個の成分特徴なんて期待していないからです。

有効成分なのに期待していないって・・・?!

もしそうであるならば、どうして配合しているの?

それは、数種類のエキスのブレンドタイプの原料を使用しているからです。
味の素を料理に振りかける様なイメージです。

調味料である味の素の中には
グルタミン酸ナトリウム
イノシン酸ナトリウム
グアニル酸ナトリウム

等が配合されていて旨味を引き立てますよね。

◯◯エキスなんかもそう言ったブレンドタイプの原料がよく使われています。

例えば抗酸化を目的とした数種類のエキスをブレンドしているもの。
保湿を目的として数種類のエキスをブレンドしているもの。

こういった、製品加工された原料が沢山あります。

その製品を商品に配合すると全成分表示で数種類のエキスがボトル裏面に書き出されて来ます。
ですので、1個1個調べてもその効能効果は製品には現れていない事が殆どです。

あくまでもブレンド加工した段階である効果を引き立てると思って下さい。

殆どエキス系は保湿、抗酸化、抗炎症等のモノが多いので
沢山のエキスが書かれている場合はそう言った効果を期待して配合されているんだな~っていう所でとどめておくのが良いかと思います。

それをより深く調べていくと何処の原料メーカーの製品なのかも見えて来ます。

しかし!
しかしです。

それよりも、先ずは界面活性剤の種類とバランスから読み取る事が一番大切!

ボクはそう思っていますし
シャンプーソムリエセミナーではその読み取り方のコツをお伝えさせて頂いています。

シャンプーは先ずはそこにつきますし、それだけで充分個別対応が出来るようになって来ます。

だって、そこに時間をかけるより
毛髪診断や頭皮診断の方が難しいですからね~。

沢山の髪、沢山の頭皮状態を診て触って
自分の目と指先に症例を記憶させるコト。

それが、美容師さんにしか出来ない聖域!

ボクは、現場を離れてからそう思うようになりました。
この部分はボクは全然足りていないので逆に教えて欲しいくらいです。

どんな精密機械よりも微かな違いを嗅ぎ分けるその感性は
神様がくれた美容師さんだけの宝物!

その宝物を精一杯使って
今日も、そしてこれからも沢山のお客さんを笑顔にして下さいね~♪

アナタの目や手には
既にその力が宿っていることを意識して下さい。

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