石けん系シャンプーと弱酸性シャンプー前偏

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

昨夜は久々に某メーカーさんの依頼でマーケティングのセミナーをさせて頂きました。

基本ボクはマーケティングは自分やお客さんのために学びはじめましたが
今では、色んな方にアドバイスを求めて頂く事が増えました。

ボクが経験上やって来た事をお伝えするのが精一杯ですが
お役に立てる事があればと言う事でたまにやらせて頂いております。

でも、本業はシャンプーソムリエですので
今回のブログ記事もシャンプーに関してとっても参考になるご質問を頂きましたので
それについての記事を書かせて頂きますね!

それが、石けんシャンプーと弱酸性シャンプーの違いです。
特に石けんを好まれる方が石けん以外のシャンプーを使う時の抵抗感。

これは、凄く勉強になります。
何故、石けんを使われているのか?

それが、石けんの安全性です。

では、石けん以外は安全では無いかと言うと界面活性剤の種類によっては全く安全なものも沢山あります。
そう言う事で、先ず石けんについてのお話からさせて頂きます。

石けんは界面活性剤の元祖と言える界面活性剤です。
何せ紀元前からその原型があるんですから。

そして、石けんを作る素材は変われど未だにその基本骨格は変わらないと言うある意味界面活性剤としては完成形の分子構造をしています。

その製法は今では油脂と塩基(ナトリウム・カリウム)で作る「けん化法」以外に
油脂を脂肪酸にまで分解して塩基を足して作る「中和法」という製法が確立されています。

そして、石けんは非常にpHに左右されますので、一番安定するpHとしてほぼアルカリ領域で製品化されています。

ですので、洗い流す時にはpHが変動し界面活性の効力が無くなります。

決行デリケートな界面活性剤でもあるんです。

又、塩基がナトリウムやカリウム、いわゆる「アルカリ金属」のものは水への溶解性がありますが、カルシウムやマグネシウム、いわゆる「アルカリ土類金属」のものは、水に不溶性のもので、「金属石けん」といわれます。

これらは、水道水等に含まれるカルシウムやマグネシウムと結合して「脂肪酸 カルシウム」や「脂肪酸マグネシウム」になり、スカムscum(石けんカス)を形成 します。

これが少し厄介で、脂肪酸部分は髪や肌の脂質にくっつき易いために残留してべた付きや重さになっていきます。

つまりは、非常に安全性が謳われる石けんですが、pHはアルカリ性(約9~11)なので、アルカリ膨潤による髪や肌のCMC(潤い成分)の流出の問題と、石けんカス(残留)の問題があります。

特に髪への石けんカスの残留はボク的には考えものかと感じています。

実際にボクも時々、製品開発の過程で石けんが主剤のシャンプーのテストをしたりするのですが、髪にはかなり負担を感じる事があります。

キシミ=髪に何も残っていない=衛生的と思いたい所ですが
キシミ=皮脂の取り過ぎ=CMCの流出=ダメージ(乾燥)という見方も出来るかと思います。

そこで他の酸性領域でも洗浄力を出せる界面活性剤の登場です。

元々は、液体洗剤の登場でガラリと界面活性剤の様相も変化して来たのですが
この進化過程は酸性領域でもある程度安定した洗浄が出来る界面活性剤の進化とも言えるとボクは思っています。

これらも、当初は肌の刺激等に問題があり刺激緩和の工夫、さらには生分解性等の工夫もされて来ています。

その中で、随分と変化したのがアミノ酸系の界面活性剤やPPT系の活性剤です。

・・・これ以上書くと長くなりすぎるので
この続きは明日の記事で!!

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