酸性石けんについて

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

頭皮が油っぽい人等にボク的にオススメの界面活性剤の候補の一つに
酸性石けん系があります。

石けんは分子構造式的には殆ど脂肪酸に告知しています。
脂肪酸とは、オレイン酸、リノール酸等の事を言います。

身近な存在ですよね。
これを分子構造式で表すと
オレイン酸はC17H33COOH
リノール酸はC17H31COOH

となります。

そして、実は界面活剤の油につく部分は
そこはC17の部分になり、アルキル基とも言われ、親油性の特徴があります。

まあ、当然これらは脂ですので親油である事は当たり前ですよね。

ではでは・・・

COOHの部分は何なのか?と言いますと

COOHはカルボキシ基と言って水酸基に酸素が二重結合した親水性の官能基と言われています。

つまり、水に馴染み易いってことです。

そして、いよいよ石けんについてです。
石けんは先ほどの水酸基であるカルボキシ基(COOH)のHの部分がNa等と入れ替わっています。

つまり、COONaになるわけです。

この石けんに主に使われるのはCが12~18の脂肪酸です。

Cが12の脂肪酸は「ラウリン酸」という脂肪酸です。
14が「ミリスチン酸」、16が「パルミチン酸」、そして18が「ステアリン酸」です。

例えばラウリン酸と言う脂肪酸で石けんをつくるとすると
ラウリン酸の分子構造式はC11H23COOHですので
C11H23COONaとなります。

見比べてみると、ホント似ていますよね~

そして、酸性石けんの代表的なラウレス-n酢酸Na(ラウレス-nカルボン酸Na)は・・・
※nは数字が入ります。

CH3(CH2)10CH2(OCH2CH2)nOCH2COONa

ラウレス硫酸Naは・・・
CH3(CH2)10CH2(OCH2CH2)nOSO3Na

なにやら長いですけど、似ていませんか?

そう、ラウレス硫酸Naはサッパリと洗い上げる界面活性剤ですが硫酸がつきていますので少し刺激性があります。

そこで同じ様な構造体であるラウレス-n酢酸Naは酢酸ですので刺激が抑えられています。

ですので、皮脂の分泌が多いかたで低刺激なシャンプー剤を必要としている場合は
こういった酸性石けん系のものも候補にしても良いかと思います。

但し、脱脂力がありますので髪がキシミやパサつきが出やすい場合がありますので
その点が気になる方は、トリートメント等のサポートが必要ですね。

★本ブログに出てくる情報へのご質問、お問い合わせはFacebookメッセージにてお願い致します。

※読者の方で以下に心当たりがある方はご一報頂けたら幸いです。
以前、本ブログをお読み頂き、熊本の有本氏(ボクの師匠)へ、頭皮や髪のご相談を頂いた女性の方。その後の状態はいかがでしょうか?有本氏が気にかけられておられますので、お手数ですが、ご連絡を入れて頂けます事をお願い申し上げます。

関連記事一覧