
おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
薬液や毛髪知識が高い方程
パーマ行程中の中間水洗の重要性はお分かりだと思います。
そう、パーマ行程の1剤が終了して2剤に行く前の流しです。
この時、残液・・・
還元剤、アルカリ剤、その他の系面活性剤等を髪に残さないために行うあの
中間水洗です。
美容室によってはされていないところもあるようですが
必ずする事をお勧めします!
何故なら、これらは髪に浸透し易い性質があったり、そう言う工夫をされている化学薬品だからです。
当然、これらが髪に残る事で髪への負担は幾ら2剤で中和しようとも出てしまいます。
さらに、中間水洗を正しく行った方が
ウェーブの出方もより正確に出て来ます。
そんな、中間水洗ですがもっとも効果的な方法があります。
それはマイクロバブルでの中間水洗です。
マイクロバブルはμm(マイクロメートル)以下の細かな泡です。
この泡が、毛髪内部に侵入した化学物質を捕まえて水流にのって取り除く働きがあります。
多分、これ以上小さな泡は存在しないのではないでしょうか?
勿論、毛根の中に詰まっている汚れ等も小さな泡と水流で流しだす事ができます。
安心、安全な薬剤コントロールを考えれば当然行き着く所かと思います。
この原理は、小さな泡が化学薬品に吸着し、浮力で取っていきます。
モノを結びつけた風船が水底から浮力で水面へ上昇する
そんなイメージを持って頂ければと思います。
当然、水よりもその除去効果は優れていると思います。
また、マイクロバブル自体はpHは変動しませんので、その後に使用する2剤によって
pHコントロールも必要な時もありますが、重要なのは髪に残液を残さない事!
つまり、2剤終了時にもマイクロバブルで水洗する事は非常にクリーンな薬剤コントロールとも言えます。
最近の髪のダメージはこう言った残液による影響も考える時代です。
サロン現場ではそう言った配慮もお客さんと長くおつき合いする上では必要なのかな~って思います。
そんな、マイクロバブルでもキチンと汚れを除去出来る泡のサイズっていうのも実はあるそうです。
この辺りはうちの東というモノが専門的に勉強していいますので詳しいのですが
ただ、マイクロバブルであれば良いのではなくって、大きくても、小さ過ぎてもダメなようです。
言い換えるならば
靴のサイズと同じです。
適切なサイズの靴だからこそ歩き易いのですが
大きすぎるのも、小さすぎるのも歩きにくいですよね~
マイクロバブルの泡のサイズも同じってことです。
既に、マイクロバブルシャワーをご利用の方は
そう言ったお店の拘りを是非、お客さんへもお話してみてはいかがでしょうか?
当店は、髪、肌に対して安心な環境のご提供を常に考えていますって!
そして、是非マイクロバブルシャワーで中間水洗をして下さいね~♪
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