ラウレス硫酸とエキス系のスペック

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

シャンプー剤は腐敗します!

突然ですが、今日はこんな一言からのブログです。

バスルームにしばらく置いてあったシャンプーのポンプをプッシュ

ノズルから勢いよくシャンプー剤が手の平にかかってきました。

あれ?

誰か、シャンプー容器に水でも入れたのかな~

こんな経験はございませんか?

しかし、誰もシャンプー容器に水を入れて水増しなんてしていません。

・・・たしか、もう少しとろみがあったはずなのに?

そう思ったら、そのシャンプー剤は雑菌の繁殖により分解されています。

分かりやすく言うと、雑菌だらけのシャンプー剤ということです。

シャンプー剤で一番先に腐敗し易いのは水なのですが
その他、界面活性剤や配合成分でも随分と違ってきます。

先ず、界面活性剤ですがタンパク質系やアミノ酸系はどちらかと言うと腐敗が早いです。
何故ならば、栄養価が高いからです。

逆にラウレス硫酸等は腐敗しにくい界面活性剤の一つになります。
最近のオーガニックを謳うシャンプー剤は先ずはこういった腐りにくい界面活性剤を使用するケースが多いようです。

さらに、最近はアブラヤシから原料が取られる事が増えていますので
植物由来の界面活性剤になりますので、堂々とオーガニック系のシャンプー剤に使用出来ます。

そして、有効成分ですがアミノ酸やタンパク質系のダメージケア成分や、生体の細胞膜を構成しているリン脂質から構成される人工の細胞様微粒子内に有効成分を閉じ込めたリポソーム製剤等は腐敗し易い原料です。

ですので、こういった成分はオーガニック系には使う事が難しくなっています。

何故なら、オーガニック系は防腐剤の使用を控えたり、防腐効果を持った他の成分で何とか腐敗を防がなければいけないからです。

そかし、配合成分を見ると沢山の植物エキスを見かけると思います。

実は、植物エキスは比較的腐敗しにくい原料なんですね。

つまりは、腐敗しにくい界面活性剤と植物エキスの処方パターンがオーガニック系シャンプー剤の基本骨格になる事が多いんです。

では、エキスは髪や肌に有効な働きをするのか?

ボク的には多少ある程度かと思います。
洗い流してしまいますからね~

植物の汁・・・流しても残ると思います?

ですので、結局は界面活性剤そのものの質感がオーガニック系シャンプーで感じる事が多いんです。

しかし、流している最中から髪にきしみ等が起き易いので
肌には優しいシャンプー剤かも知れませんが、ダメージヘアなんかには逆に過酷なシャンプー剤になっています。

何が良いのか解りませんし
イメージでシャンプーを楽しむ方もいますので
それがダメとは言い切れませんが
頭皮、頭髪の健康を維持するためのシャンプー剤としては
若干完成度は低くなってしまっているとボクは思います。

最近はボクもよく使う食品系のノニオン系界面活性剤等も採用されはじめていますが
これらは、何も残さないのが特徴ですので

流した後は髪はキュッキュッって言う感触です。

コレを髪が健康に保たれているというイメージを持たれる方もいるかと思いますが
やはり、ダメージヘアの方には引っかかりが出て物理的ダメージを与えてしまいますので、取り扱いには注意が必要です。

オーガニック系のシャンプーは肌にはいいけど、総合的に美容室が提案するシャンプー剤となるとどうなのかな~って思います。

あくまでも、髪までを考えた場合という事ですけどね・・・

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