こんばんは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
昨日と今日とで美容業界の大イベントアジアビューティーエキスポが開催されました。
ここにブースを構えるのは殆どがメジャー級の美容メーカーさん。
そして、その市場を虎視眈々と狙っている後続メーカーさんが一部ブースを構えています。
そんな美容メーカーさんを客観的にみてみると
今後の方向性に迷いが感じるコトがあります。
一時期は一世を風靡した時代
それは、業界に革新的な風を起こしたときです。
新しい考え
新しい知識
新しい異国の分化
そういったものが国内に芽生えていった時です。
それを担っていたのが美容メーカーさん達でした。
しかし、次々に色々な方向から各社がこぞって新商品や、新理論を業界に投入し
業界全体が都度右往左往しました。
この時、徐々に市場拡大主義を目指すようになったメーカーさんは
いつの間にか、大衆サロンに受け入れられる商品は何か?
そういうマーケティングに力が入り革新的な商品や教育が生み出せなくなって来ているように思います。
しいて言うならば、ヒット商品にさらに付加価値を付けた商品ばかり。
教育も商品を売るための偏った知識・・・
(スミマセン、少し言い過ぎですかね~)
しかし、この現象は既に家電の世界では終焉を迎えていると思います。
つまり、付加価値に捉われすぎた日本家電メーカーは世界においていかれ始めてしまったという事実です。
ですので、付加価値商品は息が短くなっていくとボクは感じます。
また、どうしても市場シェアを狙っていくとチェーン店に好まれる商品開発が主になっていきます。
そういう市場シェア拡大主義のメーカーさんと対照的なのは
勉強しなければ使いこなせないプロ思考の強い商品を作っているメーカーさんです。
どちらが良いかは、最終的に消費者が決めてくれるかと思います。
その採点基準が、美容師さんの「社会的地位」で今後証明されるでしょう。
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