たった数度の為に全てを注ぎ込む

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

ふと、パーマデザインの事について思った事がありまして
今日はその事を記事で書きたいと思います。

パーマは、髪の長さとカールの大きさや、リッジの深さのレイヤーによって構成されています。
その長さ、大きさ、深さはそれぞれのデザインによって異なって来ます。

一見単純そうに思える構成要素の組み合わせは実際には、対する素材(髪)の条件が変わる事で複雑性を増していきます。

その複雑な条件下でも正確に狙った長さ、大きさ、深さを出すことはそうカンタンには行かなくなっていきます。

例えば、そのうちの“カール”を作るにしても
たった数度のカールの表情を自由自在に創造するために様々な知識が必要になって来ます。

それは、この数度の円周の違いによって様々なパーマデザインが生み出されるからですね。

例えば、毛先の表情をクルンッと、するヘアデザインの場合、
40度と50度この差でスタイリングの時の手入れのし易さが随分と変わってくるかと思います。

40度の場合は、毛先の入り方がクルンッとはなりにくいので、アイロン等をしっかりやらなければいけないと思いますが、50度になてくるとそれ程しっかりやらなくても毛先が入るようになります。

さらに、60度になると、アイロン操作無しでドライヤーで軽く乾かしただけでスタイリングが完了するでしょう。

勿論、アイロンによるダメージも60度<50度<40度となってきます。

こう考えると熱ダメージを抜かせば特に難しい事はないと思いそうになりますが
実際には髪の毛に形をつけていくのでそうカンタンではなくなって来ます。

太い髪、細い髪といった髪の太さ
ダメージの状態
カットの状態

こういった、様々な条件が違って来ますので、使用する薬液
また、薬液やそのコントロール
更には、器具を使ったり使わなかったりと施術条件が複数考えられてきます。

それらを総動員して60度、50度、40度のカールを狙ってかけていきます。

ところが、中々巧くいかないんですよね~
カールが強過ぎたり、弱過ぎたり、さらにはダメージを強くさせてしまったり

そのために、カールデザインを作るための基礎知識や技術が必要になっていきます。
この勉強を深堀していくと、総合力という結論に達します。

その総合力が極力髪を傷めずに、再現性がある素敵なカールを創造していくのではないでしょうか?

たった、10度の違いを狙って再現する!
優れた美容師さんはそれが出来るんでしょうね。

上記図のウェーブ効率はいいかえればパーマデザインそのものです。
パーマはそれらの重なりで出来ています。

ですので、目的はデザインする事ですが、そのためにはウェーブ効率のコントロールがどうしても必要なんですよね。

だって、その知識が無ければ、感と経験でしか処理しきれませんので成功率は低いものになります。
成功率が低いということは、お客さんにとっては賭けです。

そんな、うまく行くかどうかの確立が低い美容室にお客さんは毎回行きたいでしょうか?

・・・先ず、ないですよね~

今、パーマをかける方が減って来ていると聞きますが、そういった確立の低さも原因の一つになっているのではとボクは感じています。

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