何もしないのに髪が切れてしまう「断毛」の原因は!?

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

時折こんな相談を頂く事があります。
「髪が直ぐに切れて伸びないんです・・・」

この現象は少し特殊なケースなのですが
髪が切れる原因としては・・・

薬液等による化学的ダメージ
引っ張る等の物理的ダメージ
カット等

があげられます。

しかし、これらの原因を無くしたとしても
その症状は治まらないんです。

もしかしたら、もともとの髪の産生の段階で
主鎖結合の異変で元々弱い状態で髪が作られている可能性が疑われます。

一説によればホルモンのバランスによる影響とも言われています。

この主鎖結合は元々アミノ酸のポリペプチド結合間にありますが、このアミノ酸の結合に対して加水分解を起こす。

つまり、アミノ酸が連なった長い結合を細かく切ってしまう酵素が関係しているかもしれません。

この酵素はアミノ酸が連なって出来た結合(ポリペプチド結合)のみに働きかけるのがペプチド加水分解酵素と言います。

この酵素は「ペプチダーゼ」または「プロテアーゼ」と言うものだそうです。

この酵素には2種あって
細かく髪を切断する「エキソペプターゼ」とペプチド結合を約2等分する「エンドペプターゼ」と言うものがあるそうです。

そして、これら酵素は小腸上皮細胞で産生されているようです。

つまり、ホルモンのバランスの崩れが原因と言われていますが、その影響は小腸上皮細胞への何らかの刺激を与えているかも知れません。

その刺激により、「ペプチダーゼ」が過剰分泌されてしまっている・・・?

しかし、これは小腸内で主に消化酵素として栄養吸収のためにペプチドを細かくしています。

もし、これらが原因であるならば・・・

まあ、小腸で分泌される消化酵素が髪の産生にまでまわっているとは思えませんが
この小腸での栄養分は血管によって全身に送られ細胞分裂の栄養源にもなっているはずです。

その時に、もしも栄養素と一緒に小腸から吸収され血液中に混じって髪の産生に関わっているとしたら・・・

髪はある意味排泄器官でもありますので
そういった、余分な物質が排泄される可能性も無くはありません。

ホルモンのバランスの崩れ、「ペプチダーゼ」が過剰分泌
・・・なんらかの、因果関係があるかも知れません。

ただ、これは単なる仮説ですが、はっきりしている事は
表面からのアプローチでどうにかなる症状ではなく、体の内面から治していかなければいけない一種の病気かも知れません。

また、こういった症状は女性によく見られるとも聞きますので
女性ホルモンが何かしら関係しているのかも知れません。

その他の原因には、結節性裂毛症(けっせつせいれつもうしょう) というものがあrます。
これは、毛が乾燥することによって切れ毛が起きる病気になります。

髪の毛の根元に小さな節のふくらみができてその部分から毛が折れるのが特徴です。
この対策としては髪を乾燥させないこと言われていますが、それだけで予防出来るかはボクは疑問視しています。

それよりは、髪の産生時点での改善策を考えるべきかと思います。

美容という分野で考えるには解決困難な症状ですので、こう言った症状が起こるお客さんがいらっしゃるのでしたら、お店でなんとかしようと思うのではなく、お医者さんでの検査をお勧めされた方が良いかと思います。

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