今の洗剤の殆どは植物由来

おはゆおございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

今日は京都SSA BasicのRound2で、移動中の新幹線の中からブログを書いています。

石油由来の原料だから・・・

そんな、表現で商品に使われている原料を否定的に言われる方がまだまだいますよね。

でも、石油から沢山の安全性の高い原料だって作られているんですけど・・・

医療でも臓器に直接触れるものまでありますが
そんなに石油から作られているものは危険なのでしょうか?

また、昔は石油を原料として作られていた化粧品原料も
植物から同じものが低コストで、安定的に作れるようになったために
徐々に植物由来の原料になって来たものもあります。

その中の一つが「界面活性剤」です。

例えば、界面活性剤で高級アルコール系等ど言われるものもあります。
いかにも、イメージ悪い感じですよね。

これは、界面活性剤の「疎水部分」の構造が、12個以上の炭素(C)を持っているものを言いますが
これらの原材料は今では「ヤシ油」や「パーム核油」等からも作られるようになって来ました。

ヤシ油とはココナッツで知られるココヤシの実から抽出されています。
パーム核油とは、同じヤシですが、アブラヤシの実の種から抽出されています。

これらから、何を抽出しているかと言うと、「脂肪酸」や「脂肪酸エステル」というものです。
界面活性剤は脂肪酸や油脂が原料ですので、これらが使われるようになりました。

洗剤がこの世に誕生し、量産されるようになったときの油脂は
「オリーブオイル」が使われていましたが、現在はヤシ油脂肪酸が主流です。

また、ただこれらを抽出しただけではなく
加水分解や水素による還元等を行って原料が作られていますので
人工的に作られていると言えます。

つまり、これもイメージの悪い表現ですが実は全て
「合成界面活性剤」というくくりに入ってしまいます。

天然系と合成系で界面活性剤を分けている方もいらっしゃいますが
ボクはこれらの理由からそういう分け方は正しくは無いと感じています。

正式には植物由来の合成界面活性剤とでも言った方が良いのかも知れません。

そして、ヘアケア等に使われる界面活性剤は殆どがそれらに含まれますので
石油系だから・・・

と比較する表現も少し古い基準になりますね。
(昔は石油系が多かったようですが)

現在何故、植物由来系に成って来たのかは、消費者意識を考慮しての事もありますが
その背景には各国間のお付き合いとう政治的な絡みもありそうです。

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