肌と湿度の関係を知り、刺激や痒みを避ける方法

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

ここのところ、アトピーでお悩みの方や、肌荒れでお悩みの方のご相談が増えております。

ボクなりの見解でアドバイスさせて頂いておりますが、アトピー性皮膚炎に関しては肌をケアするだけではどうやら治らない方もいるようです。

その中の一つが「湿度の急激な変化」。

健康な肌の水分量は角質層内に約30%程度保湿されていると言われています。
しかし、湿度が10%以下になってくると、肌の水分量が外部に放出され、徐々に乾燥しはじめます。

冬場の「カサカサ肌」の原因ですね。
また、飛行機の機内等も非常に乾燥しています。

ちなみに、従来機は砂漠並みに乾いており、湿度10%以下が当たり前ですが、最新鋭機ANAのボーイング787は、平均で25%前後の湿度を保てるようになっています。

なんと、従来機の2~3倍も数値が上がっています。

従来機が何故乾燥しているのかというと、金属素材を使っているため湿度が高いと錆びやすくなってしまうために、常に空気を入れかえてできるだけ機内を乾燥させておく必要があるからだそうです。

話はもどりますが

肌の水分量が「湿度」によって変動するのは、まるで髪の毛と同じ性質ですね。
やはり、構造体が似ているからなのでしょう。

そして、肌が乾燥すると、様々な刺激に対して敏感になっていきます。

その原因が、炎症を引き起こす「サイトカインIL-1α」や免疫機能である「ランゲルハンス細胞」、痒みを起こす「ヒスタミン」の量が増えていきます。

余談ですが、今月末に「ランゲルハンス細胞」発見された方のセミナーに参加して来ます。

このような過敏状態になると、様々な症状が皮膚表面に現れてきます。

そして、こう言った急激な湿度変化は自然環境よりも、人工的な環境が招き、現代はアトピー性皮膚炎が増えていると言われています。

地域的な湿度で言えば、全国平均が69%と、室内よりも外気の湿度は高く、北陸地域等は平均湿度が70%を下回ることが少ないようです。

しかし、気象庁が湿度データを取り始めた1870年代の平均湿度は78%だったことから、全国的に乾燥して来ている傾向にあります。

また、季節別でみると年間で最も乾燥する1月は46.2%。最もじめじめする7月は70.2%と言われています。
つまり、冬場はカサカサ肌が増え、夏場はカサカサ肌が減るということも頷けるのではないでしょうか?

そして、室内の理想的な湿度は一般的には、湿度50%前後と言われています。

ですので、アトピー性皮膚炎の方のいる家庭ではこの湿度も考慮されると、症状が緩和されると思います。

特に、今の様な寒い冬場は室内が乾燥し易いので、保湿機は重要ですね。

また、保湿性の高いクリーム等も効果を発揮する期待が出来ますね。

まとめますと・・・
敏感肌の方、アトピー性皮膚炎の方は肌の乾燥を出来るだけ避けること!

つまり・・・
一つ、室内は湿度を50%前後に保つこと!
一つ、無理な洗浄で肌を乾燥させないこと!
一つ、保湿して乾燥を防止すること!

・・・です。

※読者の方で以下に心当たりがある方はご一報頂けたら幸いです。
以前、本ブログをお読み頂き、熊本の有本氏(ボクの師匠)へ、頭皮や髪のご相談を頂いた女性の方。その後の状態はいかがでしょうか?有本氏が気にかけられておられますので、お手数ですが、ご連絡を入れて頂けます事をお願い申し上げます。

【追伸】
貴女様の勇気あるご相談に心から感謝致します。
私たちも貴女様の様な方を救う活動を2014年から「SSA」という美容師さん向けの学校を全国に展開し、積極的に行っていきます。

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