全成分表示について

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

最近は、シャンプー等の裏面に書いてあります「全成分表示」を読まれる消費者も増えて参りました。
そこで、改めて「全成分表示」についてお伝えして行こうかと思います。

はずは、この表記に変わる前のお話です。

1970年代頃に化粧品被害・・・
アレルギーや、痒み、ただれ、シミ等のトラブルが相次いだため旧厚生省が動きました。

そして定めたのが、過去のアレルギーや接触刺激、皮膚毒素、発ガン性等の症例から報告されたものを中心に皮膚障害を起こす可能性のある成分を使用した化粧品は「指定成分表示」が義務づけられました。

これが2001年3月までに102(103)種の成分が指定されていました。

そして、他国との規制緩和の中で、従来、日本では化粧品を製造または輸入して販売する場合は、薬事法により1品ごと、事前の承認・許可が必要でした。

しかし欧米では、製品に使用している「全成分」を表示することで企業が製品に責任をもつため、事前の許認可は必要ありませんでした。

そこで日本でも事前の承認・許可制を廃止して規制緩和をはかり、欧米との調和を目指すために、2001年4月の薬事制度の改正により、化粧品の全ての成分名を表示することが義務づけられたのが、「全成分表示義務」です。

この「全成分表示」のルールとしては
①全ての成分を配合量の多い順に記載する。
②ただし、1%以下の成分は順不同で記載してよい。
③数%でも配合したものは全て記載する事。

が設けられています。

シャンプーソムリエ関川忍のBlog

ですので、現在は化粧品の裏面を見ることでどんな成分がその製品に何れくらい使用されているのかが読みとれるようになっていますので、消費者が商品を購入するときの一つの目安にもなっているというわけです。

つまりは、パンフレットやPOP等での「◯◯成分高配合」何ど書かれていたり
「肌に低刺激」なんて書かれていても、成分表記の上位成分を見ることで、正しい情報なのかも判断がつき易くなりました。

例えば、今回の事例の写真では有効成分よりもシリコン類が沢山配合されていることが分かりますので、その使用感等はシリコンの使用感が全面に出てくる商品なんだということが予測出来ます。

つまり、有効成分が何れだけ髪にその効果を表現出来ているのかは・・・?です。

・・・と言うことが分かることが大切です。

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