肌に優しい成分の化学的特性について

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

よく、リンスやトリートメントは頭皮に付けないで下さい!
なんて言いますが、どうしてなの・・・色々な答えが聞こえて来そうですね。

ある人は・・・
毛根を埋めてしまうから良くないですよ!

また、ある人は・・・
頭皮に残りすぎると、刺激や痒みを引き起こす事があるので!

etc・・・

しかし、実際には、そういった理由もなきにしもあらずなのですが、もう少し詳しくすると
それに使う成分で「カチオン界面活性剤」というものを使用するケースが多いのですが、これらは「電位」に関係しています。

この電位には(+)(-)(±)の3タイプがあります。
これらを「カチオン」「アニオン」「ノニオン」と呼びますが、これらを肌に優しい準備並べると

優しい(±)>(-)>(+)

こう言った順番になっていくのが基本です。

そして、髪は(-)に帯電しますので、髪に有効成分をしっかりと吸着(又は収着)させたければ、当然(+)に帯電したカチオン(+)界面活性剤やカチオン化(+)した有効成分を活用する事になります。

しかし、上記でも示しました通り(+)のものは肌には優しいとは言えません。
あくまでも、カチオン界面活性剤ですが。

ちなみに、何れだけ良く無いのかと言いますとカチオン界面活性剤のなかには、「収着」という吸着よりもより浸透して定着し易い特性wもったものが多いので、皮膚細胞に入り易いというリスクも出てくるそうです。

ですので、リンスやトリートメントは髪には良いのですが、そういった弊害が起きる可能性がありますので、頭皮には付けないように使用上の注意が促される事があるんですね。

またついでですので、リンスとトリートメントの違いもこのカチオン界面活性剤やカチオン化成分に関係していますので、カンタンにお話ししますと

リンスの構造はカンタンに言いますと「カチオン界面活性剤」+「高級アルコール」の組み合わせです。
そしてトリートメントは「カチオン界面活性剤」+「高級アルコール」+「カチオン化有効成分」で出来ています。

つまりは、どちらも髪に吸着し易いのですが、トリートメントの方にはさらに、カチオン化された有効成分が配合されているということですね。

髪と頭皮は隣接していますが、それらの性質上、使用するもの、使用方法等注意が必要です。

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