デザインのためのケミカルとお客さんに支持される美容師像

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

今美容業界には薬剤に詳しい美容師さんが増えています。
それは、とっても良い事なのですがその目的が大きく二つに分かれているようですね。

一つは、髪を痛めたく無いという思いから薬剤等の勉強をして詳しくなられた方。
もう一つが、デザインの限界を素材に気づき、薬剤コントロールを勉強されている方。

どちらも、自分自身に薬剤知識が足りてい無い事に気づき勉強されています。

しかし・・・

前者の場合は、どちらかと言いますと、ヘアスタイルでお客さんを感動させるというよりは、髪が痛まない、痛んだ髪でも奇麗にパーマをかけられるといった、質感やかかる、染まるといった部分的な満足をお客さんに提供しています。

こういう方をケミカルに詳しいと言いますが、ケミカルに詳しい美容師さんって以外にお客さんの支持率は低いそうで、数字はあまりよくないようです。

逆に、デザインが上手な美容師さんは、多少髪を痛めたりはするでしょうが、お客さんからの支持率は高いそうです。

つまり、お客さんが求める事って一にも二にも、先ずは奇麗、可愛いというヘアデザイン。

ですので、デザインを追い求めていた美容師さんが、薬剤知識を身につける事で圧倒的な支持を得るということになるわけです。

売上げが100万円代で伸び悩みのヘアデザインが上手な方は、薬剤コントロールが出来るようになると150万、200万と売上げが上がるわけですね。

ですので、ケミカルに強いと言われる方は、幾ら薬剤に詳しくなろうともデザインの勉強も同時に行って行かなければ、なかなかお客さんには認められないのが現状です。

よく、「デザインのためのケミカル」と言いますが、やっている事はご自分のケミカル知識を同業者に認めさせるケミカルになってしまっている方もいらっしゃるようです。

でもお客さんは先ずはヘアデザイン、さらに素材の維持。
この順番を忘れてはいけないのでしょう。

薬液の勉強を沢山されている方で、例えばファッション誌のヘアデザインの様な洗練された、言い方を変えればお洒落に見える、同業者からも可愛いスタイルと認められるヘアデザインを作る事に自信が無い方は、ヘアデザインの勉強も沢山学ぶべきではないでしょうか?

昔、お世話になった講師の先生が良く言われていました。
あした、新美容の表紙の作品提供の依頼が来ても、やっと声がかかったと思える準備を常にしておく事。

そういった、デザインとケミカルの両方をバランスよく学ぶ事が、目の前のお客さんに感動を与える事に繋がるわけで、どちらかだけでは、お客さんからは今以上の支持を得る事が無いということですね。

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