セミナー中のヘアカラーでの驚き

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

今日は先日セミナーでこんな事が短時間で可能なのか!?
と、美容師さんの凄さを見せつけられた出来事を書こうかと思います。

ホント、この時はしびれました。

このセミナーでの出来事はあるヘアカラーのモデルさんでの事です。

始めにモデルになった彼女の髪の事を少しお話ししておきます。

彼女はプライベートで人前で音楽をする事もあるので、髪の色は明るくしたり、鮮やかな色彩のヘアカラー等を繰り返しています。

明るく色を抜いて、鮮やかなカラーをしたと思ったら、今度はダーク系にしたり、1~2ヶ月間隔でバリエーション豊かなヘアカラーをしている感じです。

そのため、ビフォアーの髪の状態はこんな感じです。

シャンプーソムリエ関川忍のBlog

根元5cm辺りからアンダーにはブリーチの後があり、その上にややピンク味が出て来ているダークブラウン系の色がのっていますが、徐々に褪色しているのが分かるかと思います。

更に、中間部になるとアッシュ系のクスミがあり、さらにその下はオレンジ系の色味を感じます。
そして、更に毛先の方へ行くとピンク系の赤みが点在しています。

その点在の間に、ブラウン味やハイトーンにメラニンが削られたアンダーが出ています。
そして、毛先の一部は色の重なりによる色の沈みがあります。

そして、当然髪のダメージは5段階で根元5cmから4~5となっているかなりのハイダーメージという状況でした。

驚く事に、自分で染めていたかの様な状態ですが実は美容室で毎回染めていたようです。
そうなると、次回のカラーをその美容室ではどう対処したのか予測不可能です。

通常ですと、黒染め?のようなトーンダウンでの対処になるでしょうか?
ウィービングでは余計に見た目が汚くなりそうですし・・・。

そして、彼女のメイクやファッション感覚から、彼女が日々楽しい生活をしてもらうためにはトーンダウンはあり得ません。

そこで、現在のトーンを維持したまま、彼女らしい色彩に根元から毛先までを修正する必要があります。

さあ、ここでもしこの作業を美容室で完璧に行うとしたら何れくらいの時間をかけて、どんなプロセスでカラーを行うのでしょうか?

かなり難しい作業になると思いませんか?

そう誰しもが思える状況のモデルさんをたった2時間半で完全に修正し、彼女に「もう他の美容室へは絶対に行きたく無い」と何度も言わせたのが今回のセミナーでした。

その仕上がりとは・・・

シャンプーソムリエ関川忍のBlog

自然な明るめのブラウンとでもいうのでしょうか?
あれだけのムラ・・・数えると6色程になるのですが、それを最小限のダメージに抑え修正しています。

当然、パウダーブリーチ等で根元から毛先まで残留ティントやメラニンを破壊しまくった上に色を入れたわけではありません。

さらに、殆ど薬剤がそろっていない研修センターです。

もう一度ビフォアーとアフターを見比べてみましょう。

シャンプーソムリエ関川忍のBlog

完成時には彼女の周りが人だかりになってしまい、同じ角度でのアフターは取れなかったのですが、近距離から見てもムラを見つける事は困難な程の仕上がりです。

彼女の好みや、メイク、ファッションから感じる見られたいイメージを読み取り、彼女が感動出来るヘアカラーを短時間で提供する。

さらに、これ以上の負担をかけない様な薬剤選定とプロセス組。

実際のサロンワークでならもしかしたらアシスタントが手伝ってくれて、十分な薬剤の種類があれば近い状態でできる方もいらっしゃるかと思いますが、イスはパイプイスしか無い様な会場にてセミナーとして解説を加えながらこのクオリティーには40名近い参加者の度肝を抜きました。

そして、この結果が100%かと言うと、薬剤が足りなかったために80%の出来という事も付け加えておきましょう。

ヘアカラーの基礎知識、パーソナルカラー、ファッションとイメージ、形と色面積、各種カラー剤の染料の特性、カラー剤のコントロール、毛髪の基礎知識、毛髪診断、テクニックetc・・・。

様々な要素が高いレベルで総動員されることで、プロフェッショナルなヘアカラーが完成するんですね。

今、自分で染める方が多いようですが、それはこの領域のヘアカラーをお客様が求めているからに他なりません。

自分で染めても「色のムラも、髪のダメージもさほど変わらない」というお客さんの声が行動に出ているのではないでしょうか?

また、ヘアカラー料金を安くして、自分で染めるよりは安ければ美容室で染めた方が楽と思う、お客さんを沢山集めるよりも、美容師として本気でお客さんをキレイにするヘアカラーを提案する努力が大切なのではとボクは心から思います。

じゃないと、エステや着付け、育毛のようにそのうちへアカラーメニューも異業種にとられ、いつしかヘアカラーって昔は美容室でやっていたんだなんて言われてしまうかも知れません。

安くへアカラーをするのは、お客さんをキレイにするためではなく別の意味が大きい様な気がするのはボクだけでしょうか?

そして、その領域に美容師さんを引き上げようと全てを惜しみなく出してくれる方が・・・

シャンプーソムリエ関川忍のBlog
有本さん

自分には何が足りないのか?
何故、お客さんがよそのお店に行ってしまったのか?

何故ヘアカラーはうちのお店でやってくれないのか?

様々な自己課題があるかと思いますが全てはココから始まります。

>>>http://ameblo.jp/soenscienceacademy/entry-11614638775.html

関連記事一覧