
おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
最近、美容業界もコンサルや経営塾が流行で、様々なコンサルタントの方や先生が売上げアップのアドバイスをされています。
これは、職人基質な美容師さんにとっては勉強になる事が多いのではないでしょうか?
しかし、そういったコンサルタントや経営塾の内容で「?」と思う事がボクは時々あるんです。
それって、美容師さん側の考えで、お客さん的にどうなのでしょう?ってところです。
例えば、お客さんって、頻繁に美容室に足を運びたい人と、逆のそれほど頻繁には行けない事情がある方。
どっちが、お客さん的に多いのでしょうか?
また、パーマを勧める、カラーを勧めるときのアプローチ法にも
それって、単価とりたいから?と思わせるアプローチなどもあります。
これも、お客さんが求めるヘアスタイルに必要なの?
実は、そんなアプr-チをしなくても、美容師として責任ある対応が出来ていると、パーマ比率なんでカンタンに50%は超えるんじゃないでしょうか?
そう、数字を追うのは経営としては大切な事なのですが、数字に目が行き過ぎ、お客さんが二の次になってしまう事が危険なんですね。
ただし、最近頻繁に聞く「価値を伝える」という、マーケティング法は割引チケットやチラシをばらまくよりもお客さん的にありがたい事が多いと思います。
その中で、お店に合うお客さんと、あまり合わないお客さんの入れ替えがあっても良いと思います。
それも、お互いのためですからね。
それなのに、来店サイクルだとか、客単価だとかを意識しすぎると
本来お客さんの為にお店があるのに
お店のためにお客さんがお金をどうやって落としてくれるか?
という、視点が強くなってしまい、商売の原理原則に反していくような気がします。
・・・こういう視点がダメだって事ではなく
なりすぎると、露骨過ぎてお客さんに見透かされてしまいますって事です。
本来、繁盛店というものは、何故かお客さんで溢れていると言うものかも知れません。
そして、よくよく分析してみると、お客さんが常に中心となって全てが考えられていたという仕組みがある。
これなんじゃないでしょうか?