キレート剤について

こんにちは。

シャンプーソムリエこと関川忍です。

 

皆さんは、化粧品に使われているお水は「精製水」を使用しているのはご存知ですよね。

この精製水のイメージは、きっと奇麗な精製されたお水と思われている方もいるかも知れませんね。

この「精製水」とは言い方を変えれば「イオン交換水」になります。

これは、水に溶けている「金属イオン(Ca等)」を精製した水で、商品を作る上で、原料に何らかの影響を与えません。

温泉水や海外のお水にはこの金属イオンが沢山含まれています。

ですので、温泉ではシャンプーの泡立ちが悪かったりするんですね。

 

そして、それよりも更に精製されたお水が「蒸留水」です。

これは、「イオン交換水」を一旦霧のような蒸発状態にして、その後冷却した水のコトを言います。

この蒸留水はその不純物質を取り除いた「超純水」と言われています。

 

つまり、精製水はその中に、イオンにならない「粒子」がまだ残っているお水で、完全に不純物質が無いお水ではないんですね。

そこで、それらを防ぐ目的で、金属イオンを抑える成分を通常使用します。

それを「キレート剤」と言います。

 

代表的なものは「エデト酸塩」「エチドロン酸塩」があります。

特に石けんはこの金属イオンの影響を受けますので、液体石けんには必ず配合されています。

また、このキレート剤ですが、金属イオンの影響を抑制する目的以外に、界面活性剤の酸化を防止する目的でも使用され、中には既に原料の中にキャリーオーバー成分として含まれているモノがあります。

このキャリーオーバー成分は、全成分表示に記載しなくても良いので、お目にかかる事は少ないかも知れませんが、良く使われている成分です。

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