海外ブランドのヘアケア

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

最近少し、海外のヘアケア製品について調べています。
様々な国のヘアケアが国内には入って来ています。

そこで、成分を分析し、統計をとるとかなりの確立で高級アルコール系の洗浄力が強い製品が多い事に気がつきます。

始めは、コスト?
そんな気もしていましたが、シャンプーに関してよくよく考えてみれば、ターゲットに対してその製品が作られているわけですので、コストばかりではないのではと考えるようになりました。

そこで、それらのターゲット層をイメージしてみると・・・
毎日シャンプーをする生活習慣ではなかったり、髪質にも違いがあります。

ボクたち日本人の毛髪は欧米人に比べ0.03㎜ほど太く、メデュラが多く存在するため芯のある硬い髪質です。

逆に欧米人の髪はメデュラが存在しないため、しなやかで柔らかい髪が特徴です。

そして、日本人のキューティクルは平均5層程度で、薬液等に非常に弱いのですが、欧米人のキューティクルは約10層(約2倍)の厚みがあって、薬液に強く傷みづらいという特徴があります。

つまり、ここで言えるのは
欧米人の髪に関してまとめてみると・・・
①毎日シャンプーしないので、油汚れが残っている可能性が高い
②毛髪強度が強い
③日本人より脂質が多い

こういう事で、洗浄力の強いシャンプー剤が必要な生活習慣であって、洗浄力の強さもあまり問題がなさそうです。

・・・が、今度は違う観点から考えてみました。

それが、それら商品のターゲット層が住んでいる地域の「水質」です。
特に「硬度」と呼ばれる水1000ml中に溶けている「カルシウム」と「マグネシウム」の量を表わした数値。

この硬度が高いと、シャンプー剤の泡立ちが悪くなります。
温泉等で泡立ちが悪いのと同じです。

この硬度ですが、日本に入って来ているヘアケア製品の主要都市(国)の「硬度」を見てみました。
先ずは、日本の硬度の平均は50です。

フランス:280
イギリス:220
ドイツ:300
ロサンゼルス:90
ニューヨーク:30
ワシントン:110
シカゴ市内:120
etc・・・

良く見ると、NY以外は殆ど日本より硬度が2倍から6倍高いという事が分かります。
つまり、通常の洗浄成分では泡立ちの悪い国ばかり。
日本で言えば、毎日温泉水で髪を洗っている感じですね。

そういう所のターゲット層に向けてシャンプーを開発するとしたら・・・
当然、洗浄力、気泡力の高いシャンプーになって来ます。

では、ここからがボクの考えですが
硬水で泡立ちの悪い国で、充分に泡立ちの良いシャンプー剤をもともと、泡立ちの良い日本で使用したら・・・!?

もの凄い泡立ちの良いシャンプーになって来ますよね。
つまりは、洗浄力が強~いシャンプーに化けてしまう。

そうボクは考えます。

そうなると、ボク的には海外ブランドのシャンプー剤が、日本で日本人が使うとなると、泡立ちがかなり良いシャンプー剤(脱脂力が強い)で、薬剤に弱い髪を洗うので、当然シャンプーによるダメージの進行も、早いという仮説が立てられます。

また、頭皮にたいしても負担はかかってくると思います。

実際に海外製品の殆どが、ケミカル系であろうが、オーガニック系であろうが髪はきしみます。
それも、キューティクルがまるで溶けてしまったかの様な感触さえ感じる事があります。

どんなに、植物由来であろうが、硬度の高い海外でも充分に泡が立つという事は、国内では洗浄力は強すぎる傾向にあるかと思います。

メーカーさんによっては「日本用に処方を多少変えています。」

なんて、言う場合もあるかと思いますが、市場の小さな日本だけのために全ての商品を処方を変えてまで輸出しているとは思えません。

出すならば、日本専用のアイテムを数品別で加えるという方が妥当ではないでしょうか?

ですので、ボクは海外ブランドのシャンプーに対しては、どうしても良しと出来ない事があるんですね~。

そして、やっぱり日本という国土でその国民のために作られたヘアケア剤をボクはオススメしたくなってしまいます。

最後に・・・

これは、あくまでも特定の商品に対してという見解ではなく、海外ブランド製品全般対しての総評ですので、中には日本人にあったシャンプーもあるかと思います。

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