BjHab大久保さんの講演を聴いて

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

先日は熊本県に在するSSA本校での第4期生の最終日でした。

SSA本校では最終日に特別ゲストの講演が設けられるのですが、毎回最終日に相応しいゲストとしてBjhabの大久保さんの講演が用意されています。

大久保さんは美容業界全体を知り、美容師さんの未来を按じられている心強い方です。
今回も今後の美容業界にとって重要なお話を聞かせて頂きました。

サロンマーケティング研究所ブログ
美容師さんの未来への気づきを語る大久保さん

以前、ボクもブログで書かせて頂きましたが
明らかに美容室のへアカラーの衰退を心配されておりました。

様々なデータを元に大久保さんが分析した美容室のへアカラー市場は知らず知らずのうちに縮小傾向にありました。

特に、中高年層のグレーヘア市場が明らかにパプリックに移行しています。
さらに、驚くことが、美容室から減っているその市場はヘアカラー全体市場の約8割を締めています。

流石、高齢化社会の日本です。

そのヘアカラー市場を支える層が今では2人に1人がご自分で染められています。
これは、美容室のカラーに魅力を感じないという消費者の答えとも言えるのではないでしょうか?

カンタンに奇麗に染まるヘアカラーをプロが業務で使い始めた結果
お客さんは、だったら自分で染めても同じという判断を下したと考えても良いのではないでしょうか?

美容師さんがプロとしてあるべき姿
それは、どんなものなのでしょう?

世の中は、時に残酷なまでの冷静な判断を下すものです。
ボクは、このお話を聞かせて頂いたとき、背筋が凍る思いがしました。

何故なら、SSAでプロレベルのへアカラーの内容を知っているだけに
何れだけの時間と勉強が今の美容師さんに必要なのか?

言い方を変えれば・・・
これは自分では無理と思えるレベルでヘアカラーをしてくれないと、
美容室では染めないと判断したお客さんを、どうしたら呼び戻す事が出来るのか?

ただ、金額を安くして、お客さんを呼ぶという安易な方法すら今後の市販カラーの進化を考えれば
到底長続きする事は無いのです。

なぜなら、既に市販品で大人気のヘアカラーはトリートメントカラーに移行しているからです。

また、SSAで毎回モデル実習で来られるモデルさんのヘアカラー状況を見ると
美容師さんが施すヘアカラーのレベルが手に取るように分かります。
(殆どのモデルさんは美容室でヘアカラーをされています。)

ですので、ヘアカラーのレベルアップはかなり高いハードルに思えてなりません。

サロンマーケティング研究所ブログ
モデル実習風景

 

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モデル実習風景

パーソナルカラー、デザイン、彩度コントロール、明度コントロール、染料濃度コントロール、褪色コントロール、透明感を出す染料中間体の選択、深みを出す染料中間体の選択、毛髪診断、ダメージコントロール、ヘアケアetc・・・。

様々な計算をして初めてモデルさんが感動するヘアカラーを施す事が出来ます。

5年前、いや10年前からもっとへアカラーの勉強をしていれば
安易に染まるヘアカラーをメーカーさんが発売しなければ

・・・今のへアカラー市場とは違った構図になっていたに違いありません。

しかし、髪にデザインを施すのが美容師さん。
この現状を打破して欲しいと心から思います。

ボクなんかがほざいていても、何も始まりませんが
現場の美容師さん一人一人がもう一度へアカラーに向き合い行動して欲しいものです。

既に、SSAに来られている美容師さん方は、そこにチャレンジし始めています。
それは、目の前のお客さんを昨日よりも今日、今日よりも明日と毎回素敵なヘアデザインを提供し
お客さんを心から喜ばせるため。

髪が美しくなれば、心も豊かになります。
心が豊かになれば行動も変わります。

そして、笑顔になり健康までも手に入れてくれます。

だから、カンタンな仕事に逃げてはいけないのではないでしょうか?

生意気ですが、ボクは美容師さんにそんなお仕事をして欲しい。
そう心から思ってます。

そして、その積み重ねが何れ、業界の発展につながり
美容師という素晴らしい職業をより輝かせ、社会的地位も向上するのではと思います。

最後に・・・
Bjhabって初めて聞いた方は下記のロゴからサイトへいけますのでどうぞ!


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