
おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
今日は、待ちに待ったオーティアットの平松ことまちゃの
「ミラクルPOP本」の出版記念セミナーです。
多分、今回がラストと言う事ですが
POPは販売促進の基本中の基本になります。
この販促って、ただモノを売るという風に捉われがちですが
本質は、対象となる消費者への気づきのヘッセージです。
特に今はモノ余り、さらに情報過多。
消費者は自分に必要な事やお店、モノが探し易いようで実は探すのが大変です。
そこで、プロは消費者に届けるわけです。
「もしかしたら、これアナタに必要なんじゃないですか?」って。
これが、販促の目的です。
あなたのお店にPOPは貼ってありますか?
貼っていないとしたら、全てのお客さんに必要な情報を伝えきれていますか?
良く聞く話が、POPでメニューを紹介したら
常連さんに「こんなメニューあったの今まで知らなかった」なって言われる人がけっこういるという事です。
そう、美容師さんからしたら一度や二度は紹介しているはずのメニュー。
しかし、お客さんは初めて知った。
これは、興味の無い話は直ぐに忘れるというお客さんの心理です。
その点、POPをしばらく貼っておくと、何に気無しにお客さんが自らPOPを見て納得するわけです。
つまり、美容師さんからの紹介は受動的な情報収集ですが
POPは能動的な情報収集になります。
能動的な情報収集は、頭に入る度合いも違います。
だから、お客さんのために必要な情報を、POPでお客さんが見つけ易い工夫をするのは
お客さんのためにするという事です。
そして、お客さん側に立ってPOPを書くことで
沢山のお客さんが気づいてくれるものです。
ただし、POPはあくまでも、もしかしたらこれ私に必要かも知れない・・・。
と気づいてもらうためのものですので、分かり易い説明は美容師さんのトークにかかっています。
ですので、POPを貼ったら何もしなくて言い訳ではなく
それに興味のある方に対して、説明をするきっかけ作りというわけです。
つまり、伝わる営業トークの準備も必要なんですね。