美容師さんはヘアカラーをもっと楽しもう

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

最近街で見かける女性のヘアスタイルで少し気になる所があるんです。
それは、単調なヘアカラーを皆していると言う事。

ご自分でされている人は仕方ありませんが
業界関係者と話をすると全体的にへアカラーレベルが低下の一途をたどっていると言う事。

ボクは、以前のヘアカラーラーブームと今の美容室とを照らし合わせてみました。
すると、その低迷の理由が見えて来ました。

先ずは、市販カラーにおされ気味の時に、ムラにならないと言う理由で美容室でのヘアカラーを提案していた経緯があるように思えます。

そこで、色を出す事に重点がおかれ、本来のへアカラーデザインが疎かになっていきました。

15年位前までは様々なヘアカラーデザイン技術が美容室現場で盛んに行われていましたが
最近はどうでしょう・・・?

さらに、既染部への対応もノンアルカリの染料をどれだけ使用しているのでしょうか?

そして、市場ニーズが徐々に低明度へ移行するに従って、ブラウン味にややピンクとか、ややアッシュといった中彩度のヘアカラーが流行りだします。

すると、もうヘアカラーデザインと言うよりは、ツヤ感やほのかに感じる色合い。
そういった所が上手に出来れば・・・という風潮がここ最近まで蔓延していたように思います。

そのため、ヘアカラー教育もおろそかになっていきます。
きっと、15年前ほど美容師さんはヘアカラーを楽しめていないのではないでしょうか?

だから・・・

市販カラーにお客さんを取られていく。
利●のような、白髪を隠せればそれで良いというトリートメントカラーで充分という人が増えてしまったのではないでしょうか?

これは、業界にとっては大問題!
そうボクは危機感を感じています。

先日、ボクは有本さんに、ヘアカラーをして頂きました。
有本さんは国内はもとより、NYでもカラーリストとして活躍されていた方です。

サロンマーケティング研究所ブログ

海外ではデザインカラーは当たり前。

そんな環境でヘアカラーを学ばれた有本さんは、ボクの白髪まじりのヘアスタイルにパーマをかけつつ
デザインカラーもしてくれました。

久々のデザインカラーでしたが、あれから1ヶ月。
鏡を見るたびに顔がほころびます。

数年間は単なる低明度、低彩度の白髪染めをしていましたが
やっぱりデザインカラーをすると、こんなにも印象が良くなるものかと改めて思いました。

全国的には美容室でヘアカラーをするお客さんは、ヘアカラーブーム期からすると、随分と減少気味ですが、有本さんのお店では、以前と変わらず殆どの方がリアルにヘアカラーをされていきます。

それは、ボクのように美容室でデザインカラーをしてもらった方が印象も良くなり
尚かつ、自分自身が楽しくなる事を理解しているからに他なりません。

有本さんは元々カラーリストでしたので、当然へアカラーは大好きとおっしゃっています。
そのヘアカラーを楽しむ姿勢は、そのままお客さんのヘアスタイルに伝わり、ヘアデザインの表現力を上げています。

そこで、今の美容業界のへアカラー低迷の根本は
美容師さんがデザインカラーを心から楽しんでいないのではと考えています。

様々な色調のコントロールや明度コントロール。
さらに、パーツ事のデザインや、パーソナルカラー。

今年は久々に国内に新しいヘアカラーデザインテクニックが海外から入って来たようですが
こういったものは先ず美容師さんがお客さんのヘアスタイルに活かす事をワクワクしながらチャレンジして欲しいものです。

この事に、あまり興味がわかない方は、ヘアカラーを楽しむ事を忘れかけているのではないでしょうか?
または、お客さんが求める美容室ならではのヘアカラーに気づけていないのかも知れません。

ヘアカラーを楽しみましょう!
きっと、お客さんもボクと同じように喜んでくれるはずです。

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