目の前のお客さんを奇麗にする事

おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

先日、小耳に挟んだ話ですが
美容室の売り上も厳しい時代。

少しでも、コストを下げ経営状態を楽にさせるように
市販品と変わらないグレードのシャンプーを業務で使用する事を提案しているメーカーやディーラーがいるようです。

悲しい事に、この安いシャンプーの売れ行きは好調との事。

ボクは、そのシャンプーの内容成分を知っているだけに
これで毎日何人ものお客さんをシャンプーする美容師さんの手の事を全く考えていない!

・・・と思いました。

何故なら、かなりの脱脂力のあるシャンプー剤ですので、当然美容師さんの皮脂は取り除かれ、徐々に角層が乱れ手荒れを引き起こす可能性が高くなっていくものだからです。

とっても汚れている人のワンシャンには役立ちますが、全員に使う事や頻繁に使う事は先ずあり得ません。

ボクの中でシャンプーは神聖なる施術入り口。
さあ、これからお客さんをとことん奇麗にしていこうっていう段階で
市販品同等のシャンプーで頭皮や髪を洗う。

これって、「お客様のために!!」なんて言っている事とやっている事が本末転倒。

美容師さんのやるべき事はただ一つ。
目の前のお客さんを奇麗にする!

そのシンプルでもの凄く責任ある使命を忘れてしまっているのでしょうか?
また、メーカーもメーカーです。

原料から見れば完全に儲け狙い。
売れば売る程儲かります。(かなりコストは安いので)

そういうメーカーは美容師さんをなめているのでしょうか?
どうせ、分からないとでも思っているのでしょうか?

また、それを売り込むディーラー営業マンは
美容師さんの手の事を考えているのでしょうか?

それを、連続使用した場合どういう事が起こるのか
勉強しているのでしょうか?

コストダウンは経営には大切な努力項目です。
しかし、むやみやたらに材料費を削り、品質を落としても良いわけがありません。

こういう事が受け入れられていると言う事は
美容業界が迷走している。

そう、感じずにはいられません。

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