
■自分を知る事
こんにちは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
仕事をする上で「自分自身を知る」と言う事は、先ず第一に考えなければいけない事かと最近思っています。
何故なら、全ての判断は自分と照らし合わせて行っているからです。
つまり、自分の価値観が物差しになっているという事なのですが、なかなか自分自身を分かるって大変ですね。
ジョハリの窓という言葉を知っていますか?
もし、知らなかった方のために・・・
これは、心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリー・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことです。
例えば、開放の窓は、アナタもアナタの周りの人も知っていてそうだよなって認めている自分のコトです。
しかし、重要なのが盲点の窓です。
これは、人からの忠告や褒められる所で
自分ではそうは思っていないのに、周囲の人はそう見ているという所です。
ここが自分を知るためには、とっても必要なコトになります。
しかし、自分の知らない自分、例えば・・・
「●●さんは、こうだから気をつけた方が良いよ」
とアドバイスを受けたとしても
「■■さんは、そう思っているけど自分はそれを認めたくない」
と拒絶するのが普通です。
しかし、このアドバイスを受け入れることで、劇的に人生が変わっていきます。
たよえるなら、今までどうしても出来なかったコトがいとも簡単に出来るようになる様なものです。
何故なら、盲点を知る事で、盲点の修正をするコトに繋がるので、結果今まで以上の判断が出来るようになり、成功率が上がったり、完成度が増して行きます。
つまり、人間性までもが成長の方向へ向かって行くんですね。
逆に、秘密の窓という所もあります。
これは、自分は知っていてて他人が知らない所です。
ここは、極端なコトを言えば、自分のプライベートな物語。
しかし、ココをOPENにする事で、その人の意外な一面を周囲は知るコトになり、人間味を感じてくれる事があります。
ボクなんかも、苦手なことを好評したり、ダメな所を見せてしまうコトもあります。
所詮、完璧な人間なんていないので、隠すよりはOPENにしてしまった方が良い場合があるってことですね。
しかし!
他人がその「秘密の窓」に対して、安易に評価するコトは危険性が出て来ます。
例えば、学校の成績がいい人で、普段は遊んでばかりいる人っていますよね。
本当に天才的な人をのぞけば、影の努力をしているものです。
それを
「●●って、何もしなくてもいい点取れてうらやましい~」
なんて、言っていたら
「この人は、全然分かっていない人だな~」
とか
「自分の努力も知らないくせに何言っているの!?」
って、相手をいらだたせる可能性を秘めています。
ですので、こういう所を安易に断定して話するのは避けるようにした方が良いようです。
そう考えると、人って本来わがままで、自己中心的な所を持った生き物という事が分かって来ます。
話は、戻りますが
自分を知るというコトは、そういったコトも含めて
様々な気づきをもたらし、人との関わり方が今以上に楽になって行くということですね。