シャンプーで痒くなる

■シャンプーで痒くなる

こんにちは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

今日は、三島まで新規オープンの打ち合わせをした後、雪が降る前に都内へ移動!
その、新幹線待ちの間にブログ更新です。

最近、シャンプーで痒くなるというご相談をされる事があります。
色々な原因があるかと思いますが、その中で本来肌に優しとされるシャンプー剤でのお話をしようかと思います。

基本的に、市販品で多く使われている「ラウレス●●」等の界面活性剤は泡立ちが良く、洗い流しがサッとできるアニオン系の界面活性剤です。

ですので、汚れをスッキリ落とし、肌に残らないのでシャンプーとしての機能は十分果たしています。

しかし、基本的に欧米人の様な皮脂が多い人には向いていると言われていますが、皮脂の分泌がそれほど多くなく、毎日シャンプーする日本人にとっては若干、皮脂の取り過ぎ等で刺激がでる事があります。

そこで、最近は「アミノ酸系」「ベタイン系」の界面活性剤等が日本人にはあっているのではと流行って来ています。

原価もアミノ酸系はそれらと比べると非常に高価なものになりますので、今まではあまり主剤として使われにくかった界面活性剤ですが、徐々にシャンプーの価格も上がってきたため採用が増えて来ているように思います。

では、アミノ酸系だからベタイン系だから安全なのか?

その観点から界面活性剤を見てみると、そうでも無い場合があるんです。

これは、ボクも商品開発をする上で、気をつけなくてはいけない所なのですが、実はベタイン系界面活性剤は、刺激の緩和が優れていて、しっとり仕上がるとっても優秀な界面活性剤なのですが、痒みを引き起こしている可能性があります。

アミノ酸系ともよく併用されていますので、注意してみて下さい。
このベタイン系の界面活性剤は、両性界面活性剤でトリートメント効果もあり、余分な皮脂を取りすぎないのですが、肌に残り易いんです。

そのため、主剤というよりは、アニオン界面活性剤の刺激緩和等を目的として助剤として採用されるケースが多いのですが、これが主剤として使われているものは使用上の注意が必要かと思います。

特に、美容室等では問題ないのですが、一般の方が使用する場合は、流しをしっかりと行う事です。

これは、肌に残り易いのでしっかり流さないと、ゆくゆく痒みの原因になりかねないからです。
美容室の方からも、うちはアミノ酸系のシャンプーを使っているのですが、手荒れが良くならないんです。

そんな、お話を頂く事があるのですが、これも同じく多分ですがベタイン系の界面活性剤も併用して多く配合されているシャンプー剤かと思います。

本来刺激が穏やかで優しいイメージの「ベタイン系」の界面活性剤ですが、使い方によっては逆効果にもなるということですね。

コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等が代表的で、ココアンホ酢酸Na等もこのたぐいに含まれます。

よくベビー用シャンプーに使用されている優しい界面活性剤とされていますが、作り手がこの性質を理解した上で、採用する事で良いシャンプーが出来るかとおもいます。

ボクだったら、あまりトリートメント成分を入れないシャンプーにするかな~。
要するに、残り易いけど刺激が少ないものなので、作り方、使い方次第という事ですね。

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