安売りは本当に悪なのか!?

■安売りは本当に悪なのか!?

こんばんは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。

安く良いものを手に入れたい。
ボクはいつも思うのですが、良いものはなかなか安くなりませんね~。

でも、良いものでも「セール」等のイベントからそのブランドに出会い、好きになることもあります。
世の中デフレだから、高いものが売れない・・・そうういう認識が流行っていますが本当はどうなのでしょうか?

デフレは、経済が収縮し物価が下がる状態や、物価がほぼ上がらなくなった状態を言いますが、結局価値がなければどんな時代でもデフレ企業、デフレ店舗、デフレ商品、デフレサービスはあると思います。

ではデフレ時代の生き残りをかけた「安売り」は正しい経営選択なのでしょうか?

現在、ダイソーさんや、ユニクロさん、QBハウスさん等の成長ぶりを見ると、これは正しい経営政策としか言いようが有りません。

いつでも、何処でも人が沢山きていますからね~。

それに追随するように、色んな業種業態が価格を落として来ましたが、視点を変えてみて見ると、成功している所と、経営を悪化させている所があります。

そこで、思う訳です。
安くしても売れない・・・。

これは、品質が合わないのか、安すぎて不信感を持たれてしまったか、売り方が出来ていないかどこかに売れない原因がありますね。

でも、本当に安くすることが全て悪なのでしょうか?
ボクはそうは思いません。

極端な言い方をすれば、シャンプー剤が10000円以上のモノしか無かったとしたら?
多分、シャンプー剤を使う人は凄く少なくなるはずです。

これでは、モノがあっても流通しないので、結果経済効果は期待出来ないでしょう。
これを、美容室に置き換えて考えてみると・・・。

10000円のカットか、1000円のカットしか世の中に無かったら・・・
さて、どちらにお客さんが沢山行くでしょう?

きっと、1000円のカットのお店に人が殺到するはずです。

そこで、次の視点に切り替えてみましょう。
そこで働く従業員さんの給料です。

どうしても、美容室は人の手を介すことが多くなります。
つまり、生産性が限られてきます。

どんなに優秀な美容師さんでも、カット1日20人以上をこなし続けるのは非常に負担がかかります。
つまり、収入も一定の額からなかなか上がらない状況が直ぐに訪れてきます。

そうなると、美容師=大変、稼ぎが無い等のイメージが出来てしまいます。
これでは、美容業界の未来は決して明るいとは言えませんよね。

だから、1000円以上の価値を身につけ、100円、200円と単価を上げて行く訳です。

こういった様々な背景から、「安売りは悪」と言える理由は分かります。
しかし、高すぎても悪になる可能性は前述のとおりある訳です。

では、このデフレ状態をどのように抜け出すのか?
答えはただ一つ!

市場に適した価値を身につけ、適正料金を探り当てる!

・・・ではないでしょうか?

つまり、お客さんの目的と用途によって、その品質やサービス等の総合的価値が適正な価格設定になっていることで、モノが動く時代なのではないでしょうか?

ようするに、値決めってことですね。

また、販促で適正料金を一時安くしたりすることが有りますが、きちんとした意味や目的があっての一時的な適正料金ダウンは有り!(これは安売りとはいいません)

NGなのは、意味なく価格を下げてしまったり、長期的な価格ダウンをすることですね。
先日TVで昔有名になった「喧嘩」ごしで、女性下着を安く売る女性社長の今というモノを見ました。

当時は1日1500万円もの売り上げを記録した日もあったようですが、今は1日10万円程度の売り上げだそうです。

デフレの入り口の時代は安くすればモノが売れるという法則が、今では通用しないってことですね。
ただ、安くするのは「安売り」
意味あって安くするのは「賢い売り方」

さらに、その価値を伝える仕組みがある売り方は「儲かる仕組み」
そうボクは思います。

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