
■ハーバード白熱教室より
こんばんは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
あなたは、正しい殺人ってありだと思いますか?
この議題は凄く難しい。
既に、あなたもご存知だと思いますが
このハーバード白熱教室ではそれに様々な視点でそれをひも解いていきます。
実際にあった事件で、遭難した救命ボートで行われた殺人は非常に興味深いものがあります。
4人の漁師が遭難し食料も、水も無い状態で何日も漂流しました。
全員が飢えとの戦いです。
そこで、3人が生き残るために、一人を殺したのです。
殺した一人を食料に3人は生き残り、そして裁判にかけられたという話です。
さあ、あなたならこの殺人はありですか?
それともなしですか?
教室はこれに対して意見が割れます。
どんなに飢えようが殺人は殺人として罰せられなければいけないという派。
しかし、4人とも飢え死にするコトが正しい。
逆に、一人の犠牲で3人が助かる局面だったため
この殺人は正当化される。
つまり、生き残れる人数を優先した。
これ、真剣に考えるとどっちが正しいのか答えが見えて来ません。
あなたは、3人を助けるために命を犠牲にしますか?
または、誰かを殺しますか?
何が正義なのか?
つまり、多くの命を救うためには、殺人は正義になるのであろうか?
ん~これって、戦争もあてはまりますよね。
最後に、イギリスの政治哲学者ジェレミー・ベンサムの言葉をご紹介します。
「道徳の最高原則は、社会の幸福のために一般的福利を最大化することであり、全体として、快楽が苦痛を上回るようにすることである」