■適正価格と職人気質
こんいんちは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
美容室の料金設定は様々ですね。
先日もある美容室オーナー様から料金のご相談をいただきました。
カット料金等も数万円から数百円台まで非常に幅広い料金設定があります。
高いからいいのか?安いからいいのか?
それは、お客さんが判断するコトですが、業界全体からしたら・・・
あまり安すぎは良くないですよね。
では、幾らが妥当なのでしょうか?
これは、ターゲット層や地域で大分変わってくると思います。
そして、その料金には様々な周辺条件も関わってきますよね。
例えば、立地です。
ほぼ地域密着型のビジネスである美容室は、この影響は計りしれません。
幾ら上手でも、かけ離れた金額設定であれば、地域からの集客には限界があります。
そして、その価格を維持しようと思うのなら、広範囲からその料金で納得できる客層を集めなければいけなくなります。
そうしないと、お店の維持が困難な状況になる可能性があります。
良くあるパターンのひとつにこのような美容室があります。
技術にプライドを持った職人気質の美容室さんです。
技術の安売りは出来ない!
そう言いながら、地域性やターゲット層の研究をせずに、技術やケミカルを売りにしているお店です。
また、料金は下げたくないけれども、勉強をしないお店もそうですね。
高料金を維持するのであれば、様々なコトに気をつけねければ行けなくなります。
エクステリア、インテリア、接客やサービスに至るまで考えなければいけません。
ただ単に、プライドだけで高料金化を維持するには今は非常に難しい環境ですよね。
安売りは良くないですが、適正価格を正確に反映するコトはお客さんにとっても、お店側にとってもメリットがあるものです。