
■奇跡のチームをつくった男
こんばんは。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
モチベーションが高くセンスのいい子は都心の美容室に就職し、地方に残ったのはそこそこ美容師が出来ればいい人って時に話が出ることがあります。
・・・実際にはそれだけでは、ありませんけれどね。
そこで、ひとつ参考になる映画をご紹介しようかと思います。
マイケル・ルイスによるアメリカ合衆国のノンフィクション書籍が原作となった、「マネー・ボール(不公平なゲームに勝利する技術)」です。
内容を書いてしまうと、まだ観ていない方に申し訳ないので、違った視点でご紹介しますね。
この映画は、メジャーリーグの貧乏球団、オークランド・アスレチックスのビリー・ビーンGMが、セイバーメトリクスと呼ばれる独自の手法を用いて、プレーオフ常連の強豪チームを作り上げていく様子を描いたものです。
セイバーメトリクスとは、野球の従来の伝統的価値観を覆すものです。
例えば、学校で言うと成績がイイ子は出来る子という価値観を、いやいや、成績は悪いけど、掃除を誰よりも一生懸命やるから、あの子は良い子。
と評価するように、細部に渡る人の評価を数値から客観的に分析した方法です。
その総合力がチームであるという評価基準のようなモノです。
これって、個のUSPを組織で評価し、そのUSPにフォーカスして、それを組織で活かしていくという考え方と同じではないでしょうか?
1人のスーパースターよりも、総合力に着眼したモノですね。
チームのあり方が、映画を通して見えてくるかと思いますので、まだ観ていない方にはオススメです。