
■天然成分のパワー
こんにちは。
シャンプーソムリエ こと関川です。
最近多いネタですがまた、今回も天然成分について記事を書こうかと思います。
それは、天然成分に関して様々な情報が飛び交っているからです。
先ずは、天然成分を商品イメージに盛り込んだ商品ですが、この中にはどう見ても天然成分の良さでは無い質感を出す商品も多々あるようです。
しかし、使う方に,よっては、その天然成分の良さと勘違いして、これを使うと凄く良いよ!
なんて、言われる場合があります。
これは、商品の裏面を見ればスグに見当がつきます。
ちなみに化粧品(シャンプー、スタイリング剤、メイク用品etc・・・)の場合、裏面の成分表記の上位5番目までが配合量の多い順番で書かれています。
少量で効果がある成分は、それ以下に記載されていますが、質感などを表現する成分は、当然この5番目に来ているはずです。
例えば、多くの方が敵視されている「シリコーン」ですが、スタイリング剤や洗い流さないトリートメント、またはトリートメントに配合されるケースがあります。
この「シリコーン」ですが、落ちやすい、落ちにくいもありますが代表的なものとして・・・
ジメチコン・シクロメチコン・シクロペンタシロキサン・カプリリルメチコン・ジメチコンポリオール・トリメチルシロキシケイ酸etc・・・。
これらが主に目につくシリコーン類になりますが、5番目以内に使用されている場合は、それらが質感に大きな影響を与えています。
つまりは、天然成分を謳いつつも、これらを高配合している商品は、使い易さ重視で、それらに配合している天然成分の本来のパワーは二の次にしていると言うコトです。
ボクが本来のパワーといったのは、天然成分は、そのもの自体が優れた効果を持ち合わせている自然の恵みだからです。
それを、他の成分と混合することで、その良さが活かされなくなってしまう可能性があります。
ですので、その天然成分がもつ様々な効果に魅力を感じている場合は、上位5番目もしくはTOPに記載されているものを選ぶ方が良いかと思います。
逆に、使い易さやトータル的な質感に魅力を感じるのであれば別ですが。