■声をかけるタイミングって大事
おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
商品を売るのが上手い人と、そうでない人の差。
同じ店内で同じ様な説明をしているのに、売れ行きが違うことってありませんか?
当然、お客さんとの「関係性」が深い人ほど売れる確率は高くなりますが、それだけでも無い場合があります。
そこで、美容師さんが一番気にする「売り込みたくない」意識です。
これは、美容師さん以外でも店員さんや営業さんも同じことを感じている思います。
だって、誰でも「売り込まれる」のは嫌ですからね。
では、売り込まずに売るにはどうしたらいいのでしょうか?
例えば、こんな経験はないでしょうか?
何気なく入ったお店で物色をしていたら店員さんに、声をかけられて何かを購入してしまったってコト。
それは、店員さんの人柄や雰囲気が良かったからという理由もありますが、実は狙いなのか偶然なのか、その店員さんがある技術を使ったからなんです。
その技術とは「タイミング」です。
商品が良く売れる人の大半は、この声をかけるタイミングが上手いんです!
一つ、事例をご紹介すると・・・
お客さんがセット面にすわり、例えば現品見本がある場合は、それを手にした瞬間が一つのタイミングになります。
その他に、POPをじっと見ている場合や、パンフレットを手にとって読み始めている時です。
そのような、行動が無いのにいきなりシャンプーの話をすると「売り込まれる」と警戒してしまいます。
ところが、商品をたくさん売る人は、そこではお客さんの髪を診断したり、技術をしたりしています。
つまり、タイミングをうかがっているわけです。
たぶん、商品を売る人の殆どが「そうだ」と言うはずです。
どのようなタイミングで声をかけると、商品が売れるのか?
自分なりに検証すると徐々にタイミングが見えてくると思います。
必ず「意図的」に声かけして下さいね。
また、上級者になると、興味を持たせるように質問形式のトークを投げかけ、お客さんが「そうだ、シャンプー・・・」と、必要性のスイッチを押すように促すコトもあります。
ただ、ズムーズなトークに自信の無い方は、商品ディスプレイやPOP等で、声をかけるタイミングを意図的に作る方が無難でしょうね。
お客さんが手に取り易いセット面での商品の陳列やパンフレットの配置
お客さんが必要性を感じるPOP
これらを上手に使うことで、比較的楽に声かけのタイミングができますので、是非これらを上手に活用してみてください。