■二割八割の法則からターゲットを絞る
おはようござます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
ボクの中で一番大切なお客さんは「キュベシノブシャンプー」を購入して頂いている方です。
つまり、マーケティング的に言うと「ターゲット」となるわけです。
しかし、この用語はボクはあまり好きじゃないですね。
大切なお客さんを標的なんて言うんですから。
ここでは、共通言語で「対象顧客」と言っておこうかと思います。
お店を経営するうえで、この「対象顧客」が明確ではないとチョット大変です。
特に今の時代は「個」の時代と言われていますので、「対象顧客」を徹底的に絞り込むコトをオススメします。
では、「対象顧客」がよく見えないんですけど~と言う方は、次の質問を自分自身にしてみてください。
>>絶対に付き合いたくないお客さんは、どんなお客さんですか?
「クレームをスグ言う客」
「予約の時間を何度お願いしても、守ってくれない客」
「常にサービスしてとせがむ客」
このように、付き合いたくないお客さんを箇条書きでもリストアップすることで、ぼんやりと「対象顧客」のイメージが見えてきませんか?
では次の質問です。
>>あなたが勧めたメニューは殆ど試してくれて、年間で4回以上お店に来てくれているお客さんはいますか?
もしいないのであれば、その条件に近いお客さん、つまりあなたが楽に仕事が出来るお客さんはいないでしょうか?
きっと、いるはずです。
見つけたのであれば、その人、または数人いるのでしたらその数名の名前をリスト化してみてください。
次に、リスト化出来ましたら、それぞれのプロファイリングをしてみましょう。
家族構成や価値観、ライフワーク等事細かにしてみてください。
では、そういう方ばかりがお客さんだったらあなたはどう思いますか?
また、スタッフさんはどうでしょう?
きっと、毎日が楽しいはずです。
結論として、そう言う方があなたのお店の「対象顧客」となるわけです。
つまり、「対象顧客」はあなたが好きなお客さん、あなたと価値観が合う方がお客さんなのです。
だから、あなたのお店のメニューも、技術も接客も、発信する情報も「対象顧客」だけに必要なもので十分なんですね。
つまり・・・
顧客を選ぶお店は顧客に選ばれ繁盛して、顧客を選ばないお店は顧客にも選ばれず、苦しい営業展開になると言うコトです。
ちなみに、今キュベシノブシャンプーがコアなファンの方々に支持を頂いているのは、この開発段階で「絶対に使わない成分」「絶対に手をぬかない基準」と「大好きな娘や奥さんに使ってもらいたい」という想いが形になったからだとボクは思っています。