
■ヘッドクレンジングを定番メニューにするには
おはようございます。
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
昨日の記事の続きになるのですが、ヘッドクレンジングが定番になっているお店と、
そうでもないお店の差
これについて記事を書こうと思います。
ヘッドクレンジングはそもそも何処に作用しているのでしょう?
当然、毛根に溜まった「過酸化脂質」を除去するわけですが、これには個人差があります。
また、「過酸化脂質」が取れているようで、髪に付着した残留物が取れて、それを毛根が綺麗になったと誤解されている場合があります。
最近では、「炭酸」等の新しいシステムが登場し、様々なヘッドクレンジングメニューが美容室で展開されるようになりました。
こういったメニューは始めはいいのですが、月日が経つとやる方の人数が減ってきてしまいます。
しかし、このメニューを定番化することで、お店にとってもお客さんにとってもメリットの方が多いとボクは思います。
先ずは、頭皮環境が整うので薄毛等に悩む方の改善策に繋がります。
さらに、頭皮のニオイ等も無くなるので精神衛生的にも良いですね。
そして、髪がキチンと立ちますのでヘアデザインにもつながります。
そのなかで、少しデリケートな薄毛ですが、これは徐々に症状が始まります。
しかし、それをダイレクトにお客さんに伝えるのはかなり勇気のいることです。
更に、周りに人がいると、お客さんとしても声に出して説明して欲しくない所でもあります。
そんな時に言葉以外の伝達方法でお客さんに状況を勧めるのもありですね。
先日のアンティカさんの野際さんは、ヘッドクレンジングをした結果報告をお客さんにそのよな気遣いから生まれた独自の方法で伝えられています。
確かに、ヘッドクレンジングは頭皮環境を良くするメニューですので、ただ単に気持ちよかったでは済まされない責任がありますからね。
また、お客さんの予約の際にもこちらから「今回はヘッドクレンジングいかがですか?」の一声をかけるだけでも予約率が変わるそうです。
やはり、100万円を売り上げるヘッドスパニストとなるためには、技術もさることなが、細やかな販促も必要なんですね。
また、環境への配慮も重要だそうです。
特にヘッドクレンジングはセット面で行うケースが殆どですので、その環境作りもそれなりのノウハウがありました。
ボクが感じたのは、一つのメニューを育てるためには様々なスキルアップと継続性、そして創意工夫が必要だったと言うコトです。
ヘッドクレンジング比率が低い方は、もう一度細部に渡って考えてきてはいかがでしょうか?