洗浄による髪、肌への影響

■洗浄による髪、肌への影響

 

こんばんは。

シャンプーソムリエ こと関川忍です。

 

ボクは以前、シャンプーを使わない生活を1ヶ月続けたコトがあります。

なぜなら、シャンプーなんて本当はいらないと思っていたからです。

 

しかし、世界一清潔好きな日本文化にはそれは少し極端すぎますし

シャンプーは殺菌効果等もあるので、衛生面でも若干必要な面もあります。

 

そこで今回は、基本的な洗浄(シャンプー)による髪や肌への影響についてです。

 

当然ながら洗浄の時には

 

髪の場合は「キューティクル」

肌の場合は「角層」

 

に必要な成分が除去される可能性を考えなくてはいけません。

 

以下は、髪も肌も同じなので肌を中心に説明していきます。

 

角層に必要な成分としては「細胞間脂質」「NMF」が存在します。

 

先ずは「細胞間脂質」ですが、これらは皮膚表面にある

「皮脂線由来脂質」といわれる脂質と、角層内部のある「表皮細胞由来脂質」があります。

 

「皮脂線由来脂質」の主な成分は「スクワレン」等です。

「表皮細胞由来脂質」の主な成分は「セラミド」「コレステロール」等です。

 

つまり・・・

 

細胞間脂質には表面に「スクワレン」

内部には「セラミド」「コレステロール」等が主にあると言うコトです。

 

では、除去されることによる弊害を考えてみたいと思います。

 

先ずは表面にある「皮脂線由来脂質」の「スクワレン」等が

洗浄による最初のコンタクトポイントになります。

 

これらは、角層のバリヤ機能です。

 

コレらの除去が次の「表皮細胞由来脂質」である「セラミド」や「コレステロール」の除去につながります。

 

つまり、理想の洗浄は「細胞間脂質」の一番表面にある

「皮脂線由来脂質」の「スクワレン」等の除去を抑えたモノがいい言うコトが言えます。

 

そして、様々な洗浄成分の中で群を抜いてこの除去力が強いのが、

LESと言われる一般的なシャンプーに多く使われている「ラウリルエーテル硫酸ナトリウム」です。

 

ちなみに、「細胞間脂質」の除去が激し過ぎると「角層」内の「NMF」の除去が始まります。

 

NMFの主な成分は「アミノ酸」ですが、順番的にはその手前の

「ラメラ層」が壊れて「アミノ酸」が溶出していきます。

 

サロンマーケティング研究所ブログ
髪短いからスッキリでもいいかな?!

 

これらを考えると、頭皮等をスッキリさせるタイプのシャンプー

髪や肌に対してはダメージを与える影響が大きいと言うコトが解ります。

関連記事一覧