ラッセルの幸福論から

■ラッセルの幸福論から

 

おはようございます。

シャンプーソムリエ こと関川忍です。

 

人の心が疲弊してくると、常識が通用しない人が現れます。

何につけても非常にやっかいな問題でもあります。

 

ビジネスにおいても通常の、ビジネスルール(当たり前のコト)が通用しないのですから対応も大変ですね。

 

特に厄介なのが「被害妄想」です。

 

被害妄想をWikipediaでは次の様な解説をしています。

 

自分が他人から危害を加えられていると思い込む妄想

 

心的外傷後ストレス障害やうつ病、統合失調症などの精神病患者たちに多く見られる症状の一つで、他人への根強い猜疑心等が生まれる。

 

つまり「被害妄想」は神経や心の病なんですね。

 

ビジネス上で「被害妄想」が強い相手とのトラブルが起きた場合、通常は話し合いなどで解決できる所が、心の病気なので、健常者側が犠牲者になるという滑稽なシーンも出てきます。

 

このような方を何とかしてあげたい!!と思い以前読んだことのある一冊の本を想い出しました。

 

その本の一説には、本人の自覚が大切なコトが書かれていますが、周囲の方もそのつもりで接してあげることで、その症状を緩和または、治すお手伝いが出来るかと思います。

 

このコトを、論理学者、数学者、哲学者のラッセルは著書「幸福論」で次の様なコトを言っています。

サロンマーケティング研究所ブログ
バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル
Bertrand Arthur William Russell)

 

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「被害妄想」の人は、自分の不幸話を人に好んで話し
同情を得たいという欲求に心が支配されています。

 

被害妄想の傾向のある人は、哀れな身の上話を相手が信じたとなれば、尾ひれをつけて話すので、ついには眉つばものになる。

 

反対に、自分の話が信じてもらえないとなれば、これまた人類が特に彼に対して不人情である一例になるだけの話だ。

 

「私は悪くないのに、ひどいことをされている」

「私は誠意をもって対処しているのに、その誠意を感じてくれない」

「私がこれだけしてあげたのに、裏切られた」etc・・・。

全ての現象に対してこのようにしか理解できません。

また、ラッセルは次の様なコトも言っています。

「被害妄想は、理解によってのみ治療できるものである」とし、次の4つの公理を挙げています。

 

<第一>

あなたの動機は、必ずしもあなた自身が思っているほど利他的ではないことを忘れてはいけない。

<第二>あなた自身の美点を過大評価してはいけない。

<第三>

あなたが自分自身に寄せているほどの大きな興味をほかの人も寄せてくれるものと期待してはならない。

 

<第四>

たいていの人は、あなたを迫害してやろうと特に思うほどあなたのことを考えている、などと想像してはいけない。

 

このように、ひどいコトをされているという思いが強い人は、まず自分の考えを疑ってみたほうがいいのかもしれませんね。

 

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さらに、その思い込みによつて多くの問題や苦難を自ら引き起こしている可能性があります。

 

今、そのような思いが24時間いつも頭の中を満たしている方で、難問が降りかかっている場合そう思った方がよさそうですね。

 

なぜなら世の中、そんなにひどい人なんてそう多くないですからね。

そして、周囲の人はそれを理解して付き合ってあげる優しさが必要なのかも知れません。

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