還元コントロールセミナー②

■微還元で最大のカール形成②

こんばんは。

シャンプーソムリエこと関川忍です。

 

本記事は前半の続きとなります。

前半でご紹介した、「前還元デジクリープ」について詳しく解説します。

 

先ず、前還元ですが、これは膨潤をさせずに、還元だけを行うという考え方です。

この時に使えるのが酸性チオというモノです。

 

チオは高アルカリでそのパワーを発揮しますので、酸性領域ではほどほどのパワーしか発揮できません。

つまり、毛先のビビリの心配は随分と無くなります。

 

しかし、ハイダメージの場合それでも還元してしまうお恐れがありますので、ここで重要になってくるのがチオの濃度です。

 

さらに、強度が落ちた毛先にカールをつけるのも至難の業。

その強度を擬似的に復活させるのがカチオン化のシスです。

 

昨年登場した「グアニルシステイン」というモノになります。

このグアニルシステインは、通常のシスが、結合を切るまたは、破壊する働きをするのと真逆で、欠損した結合部分に吸着し、結合の補強をするというような働きをします。

 

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ここにその秘密が・・・

 

こういった、ほんの少しの還元を行い、結合を強化する「前還元剤」を損傷部分に塗布することで、かかりムラや毛先のビビリが無くなります。

 

また、デジクリープは基本的にカールが欲しい部分を微還元、微軟化をする必要があります。

 

そこで、どんな結合バランス(疎水、親水)の髪質でも安定した薬液の反応が重要になってきます。

 

たぶん、ココが美容師さんの悩みどころで、「かかった、かからなかつた」とパーマの成功率を左右する所になるはずです。

 

しかし、その悩みを一気に解決し、微還元、微軟化をする薬液を使用することで誰でもカンタンに・・・

アシスタントの方でも、専門学校生でさえも確実に出来るようになりました。

 

それも放置タイム7分とう短時間で完了します。

 

そんな、短時間では薬液は強いのでは!と思いがちですが、そうではありません。

まるで、花瓶にささった生花の枯れた葉っぱを数枚取り除くように、必要最低限の還元と軟化しか出来ない位のパワーです。

 

これによって、髪の強度を落とすことなく何度でも・・・

年間12回かけたとしてもダメージを体感するコトが無いような還元タイムが終了となります。

 

この段階をクリアーしてしまえば、ほぼパーマによるダメージ工程は無くなりますので、

後はクリープをさせ、2剤で酸化させるだけです。

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余裕のデジの放置タイム

 

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毛先がツルプルン♪のかけ上がり
トリートメントはしません

 

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くるくるドライではなく、ザザットハンドドライしてこの通り

 

施術時間1剤放置タイム7分、デジ放置13分、2剤14分その他25分・・・計59分

カットを入れても通常のパーマと同じ時間内で前還元デジクリープパーマが完成します。

 

これだから、美容師さんがパーマが楽しくなり、お客さんもパーマで髪が傷むという不安が無くなりますので、パーマ比率もあがりますね。

 

過去にどんなコトをしてもパーマがかからないお客さんに、このパーマをかけた瞬間、嬉しくて泣いた方もいるようです。

 

いまは、少し誰た感じの大きめのカールが旬のようですが、それが一番難しいと悩まれる美容師さんもいらっしゃいますが、この薬液とプロセスがあれば、どんな髪質のかたでも、ダメージヘアでもかなりの幅で対応が家のですので、是非チャレンジしてみてください!

 

久々にパーマの記事を書きましたが、16年前までは年間約150回のパーマセミナーを5年間していたインスト時代を想い出しました。

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