
■江崎グリコの商品から学ぶ
シャンプーソムリエことセッキーです。
今美容業界では空前の炭酸ブーム。
「炭酸入り」「炭酸●●」
凄いですね~。
ボクは7、8年前に炭酸の美容効果を知りました。
また、当時は岩盤浴が流行っていて、その時菌が発生して問題になりました。
その時に活躍したのが炭酸の殺菌効果。
ドイツでは「炭酸浴」が保険適用とされるくらい、美容と健康にはとってもいいんですね。
そう、今回はこのような商品やサービスなどを人から人へと伝えていく着眼点のお話です。
この着眼点でブランドコンサルタントの村尾隆介氏の書籍で書かれていましたのでお伝えします。
この本のタイトルは営業の方はびっくりするかと思いますが、現代マーケティングの第一人者と言われるフィリップ・コトラー(Philip Kotler)氏も優秀な営業マンよりも優秀なマーケッターを採用するコトを説いています。
話は戻りますが、この本の中に「江崎グリコ」の上手いブランド戦略についてのコトが書かれていました。
その商品とは「GABA」
このGABA(ギャバ)は抑制性の神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸で、γ(gamma)-aminobutyric acid の頭文字をとった略称です。
ボクも疲れていてもまだまだと言う時に、これをコンビニで購入します。
何故か?
「ストレス社会で闘うあなたに」
というタグラインでそう思いこんでいます。
食べてみると、単なるチョコレートですが、確かに効果を実感します。
実は、このGABAはカカオに含まれモノなので、どのチョコレートにも入っています。
しかし、GABAという成分にスポットをあててたことで、独自の世界観を作り上げました。
斬新な売り方を考える前に、商品の素材に価値はないか?
そういった視点で新しい情報発信の切り口を見つけ出すコトも価値を高める視点です。