
■いくつもの枠組みがある世界貿易って?
シャンプーソムリエことセッキーです。
ボクは、お寺の総代というお寺の管理責任者なんぞ、やらさせて頂いています。
腰に刀をさしている時代から続いている古~い家柄のせいで
父が他界してからは若干30代前半からそのようなお役目を受け継いでいます。
そこで、お寺の行事にはフル参加するため、近所のおじいちゃん達と話をするわけです。
当然、お寺の住職さんも交えて「この村を・・・」とか
お仲間に副市長さんもいるので
「この市の農業は・・・」
という話が毎回交わされます。
そこで、話題になるのが「TPP」
環太平洋戦略的経済連携協定(かんたいへいようせんりゃくてきけいざいれんけいきょうてい)
Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement
と言われています。
これは、カンタンに言えば、太平洋を取り巻く国々で、大きな国も小さな国も公平な自由な貿易ができる市場を作ろうよとする経済の自由化を目的とする協定です。
意味合い的には良いですよね!
この協定は、2005年6月3日にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの貿易自由化に熱心な4か国間で調印されたのが始まりで、2006年5月28日に発効しました。
小さくてもシンガポールやブルネイには「石油」や「工業製品」という売りモノがあります。
チリやニュージランドは食卓でもおなじみの「農産物」という売りモノがあります。
つまり、自国の売り物を他国に売り、お互いないモノを供給し合おうよ!という4国が積極的に働きかけたんですね。
そして、その協定内にはそれぞれに自由化を進めるメリットが掲げられています。
それは、即時または10年以内の段階的関税の撤廃です。
■現在の加盟国
■参加交渉国
関税がかからなければ、売り手も買い手も、モノの価値で勝負できるので良いですよね。
また、以前からあった国際貿易協定の「EPA(経済連携協定/Economic Partnership Agreement)」
と同じ様な、モノやサービスの貿易に自由化だけではなくて、投資の自由化、人の移動、知的財産権の保護など様々な協力や幅広い分野まで含まれています。
そこに、2010年にアメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーが名乗りを上げてきたので、4カ国で始まったTPPが今注目の太平洋経済圏にとって重要な協定になる可能性が強くなってきたんですね。
日本にとってはアジア太平洋地域の安全と繁栄は重要な成長要因ですので、それは慌てますよね。
だって、日本はそれまでTPPに関して消極的な状態でしたらか・・・。
つまり、TPPはある意味「開国」と同じ意味を持ちます。
開国することによって、世界を相手に国内産業が戦わなければいけなくなります。
お寺の集まりで「TPP」と言っていた農家のおじいさんたちも
のんびりと畑を耕している場合ではなくなってしまうんですね・・・。
つまり、国内でのビジネスと言うより、世界に向けたビジネスモデルをそろそろ考えておかなければいけないかもしれません。
遂に、世界と日本が対等にコミュニケーションをとり、良好なビジネスパートナーシップを自らが積極的に取る時代が来るのでしょう。
そして、美容業界はどのような進化を求められているのでしょう?
一層のこと、日本の美容が世界き中になって
世界中の美容師が人材育成、テクニック、ケミカル、ビジネスモデルetc・・・。
日本に勉強に来るような、美容大国にでもしましょうか!