セラミド成分が広がらない理由

■肌にも髪にもセラミドは必要なのに・・・

 

シャンプーソムリエことセッキーです。

今回は「セラミド」についてです。

 

皆さんも徐々に「セラミド」が肌や髪に良い成分と言うイメージは持ち始めているかと思います。

 

最近ではアトピー性皮膚炎の特集で、肌の状態などを解説すると必ず「セラミドの減少」がその一つの原因とされていますよネ。

 

だったら、もっと沢山の「セラミド」配合の化粧品やシャンプー、トリートメントが出回っていてもおかしくないのでは・・・?

 

そう思いませんか?

 

実は、その背景には2つの理由があったのです。

 

一つ目は「非常に高価な原料」であること。

セラミドは動物から得られる生体成分です。

 

そのため、効率よく大量に抽出するのが難しく、さらに合成タイプを造ろうにも非常にコストがかかってしまいます。

 

二つ目は「混合しにくい原料」であること。

セラミドは精製水はもちろん可溶化剤でも非常に溶けにくい原料です。

 

その理由にセラミドの主成分である「スフィンゴ脂質」というセラミドの構成物質が混ざりにくい性質を持っているからです。

 

そういうコトが原因で、たまに「セラミド成分配合」と謳っている化粧品にはMAX0.3%程度しか配合されていません。

 

つまり、開発者の想いとは違って、セラミドの効果を感じるまでには至っていないのが現状です。

 

一般的にセラミドを次のような分類をされているようです。

 

天然セラミド(ウマスフィンゴ脂質・セレブロシド)
活性型セラミド(天然型とも言われる、セラミド数字)
合成疑似セラミド・セラミド類似成分(リピジュア等)

最近では、ユズセラミド等も出ておりますネ。

しかし、ユズエキス内に含まれるセラミド類似成分はごく微量のため、それ自体を単体で使用しない限り、効果は期待できません。

 

活性型の「セラミド(数字)」と書かれているモノは、先ほど言った、配合量に限界があります。

 

現在はセラミド類似成分等が開発され始めていますので、その効果に近い期待を持てるようになってきました。

その中には「ペリセア」「○○スフィンゴシン」「セラキュート®」「等はセラミドの類似成分ではありませんが、同じような効果が期待できる成分です。

 

現時点では、セラミド類似成分にセラミドに近い効果が期待できて、配合もし易いのでそれらを使用した化粧品やヘアケア剤に期待しましょう!

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