
■冬のかさかさ肌①
こんばんは。
シャンプーソムリエことセッキーです。
この時期になると「ドライスキン」の人は痒みが出たりと何かと肌のコンディションが気になりだします。
この冬の痒みを「Winterinch」といって「ドライスキン」「乾皮症」等と言われます。
この痒みが出る症状のプロセスは・・・
肌の角質層の正常な水分量としては、15~20%程度が健康な肌状態とされています。
しあし、乾燥肌の状態というのは、角質層の水分量が10%以下になっている状態のことを指しています。
さらに、アトピー性皮膚炎の場合、バリアー機能の低下も起きている場合が多いとされています。
角質層の水分保持には
「細胞間脂質」+「NMF」+「皮脂」の働きで成り立っています。
この中で「細胞間脂質」の衰えの原因はその構成物質の構成比がずれることでバリアー機能が低下します。
「細胞間脂質」の主な構成物質は「セラミド」「コレステロール」「遊離脂肪酸」です。
そのかでも「セラミド」の含有量の低下が指摘されています。
ヒト皮膚に存在するセラミドは7種類。
その構造は、スフィンゴシンと脂肪酸が結合したものです。
このセラミドの低下現象はセラミドの前駆物質(スフィンゴエミリン)を分解する「スフィンゴエミリナーゼ」の働きが以上に高いためにセラミドが作られにくい。
また、アトピー性皮膚炎部に常在する細菌がSeramidaseを分泌してセラミドが分解されているとも言われています。