
■それが正解かを疑ってみる
こんにちは。
シャンプーソムリエことセッキーです。
クリエイティブな発想をするうえで、一度全てを疑ってみるという方法があります。
「○○本当にこれでいいのか?」
非常に、勇気が必要なコトですが、この発想で新しいアイディアが浮かぶと言う視点の切り替えなんですが、実際にこの視点で全く新しいビジネスモデルを創り上げている方も沢山います。
その中で、ある花屋さんの物語りがあります。
それは、花を置かないお花屋さん
だれしもが、お花屋さんをイメージすると、綺麗な花が所狭しと並んでいると想います。
これが、常識という思考フレームです。
しかし、花は生モノ!
市場から入荷して時間が経てば、花の鮮度が落ちてきます。
そして、最終的に花は枯れて行きます。
花に詳しい人であれはその鮮度は一目瞭然。
ビジネスとしては・・・
弱り始めた花から売って行かなければ無駄が出ます。
お花屋さんはそこに心の葛藤があるわけです。
その心の葛藤から解放されたお花屋さんの一つのビジネスモデルが「花を置かない」
お客さんから希望の花束のオーダーを頂いてから、花束を作る。
そして、そのオーダーは様々なヒヤリングをし、世界でただ一つの花束を作るコト。
初めは、非常に大変で、アルバイトをしながらだったようですが、徐々にそのオリジナリティーと一つの花束に込められた送り主の想いを形にする表現力が話題になり、今では海外からもオーダーが入るまでになったというお花屋さん。
世界で一つだけの花束を作る、いわばお花のオートクチュール。
お客一人一人と誠実に向き合いたい・・・そんな気持ちで始めたお店。
東京都港区南青山にあるAMKK(東信、花樹研究所)です。
クリエイティブな人の生き方の参考になるのではないでしょうか?