
おはようございますセッキーです!
有名な歌人である松尾芭蕉のお話です。
松尾芭蕉が寺で修行している時、寺の住職である仏頂上人から
「人生とは何か」と問われた時に
「古池や蛙飛び込む水の音」という
有名な句が誕生しました。
この句を芭蕉が読んだときに「よし」といわれたそうです。
芭蕉はこの句の中に次のような想いをこめて謳ったと聞きます。
古池とは過去から未来と延々と時を経ている長い歴史であり、
蛙のその古池に飛び込む水の音は
「ポチャン」という一瞬の音
つまり、私達の人生は一瞬で終わる小さな事に過ぎないという、意味が込められた句であったのです。
ですから、辛い、苦しい等の悩みなんかたいした事ではないという解釈をして、人生を生きるということなのでしょうね。
余談ですが、誰でも知る俳句中の俳句でありながら、人類最高の秀句であるという 評価から、いや駄作に過ぎないというのまで、その評価はさまざまな句でもあるようです。