■コエンザイムQ10サプリメントの効く効かないの見分け方
おはようございます。シャンプーソムリエことセッキーです。
街の薬局店でよく見かけるコエンザイムQ10(C0Q10)入りのサプリメントや化粧品がありますね。
もともとCoQ10は、心臓病の医薬品でしたので、気軽に摂取が出来ない栄養素でしたが、2001年にサプリメントの使用が厚生労働省から許可されました。
このCoQ10の最大の効果は「疲労回復」です。
CoQ10は別名「ユビキノン」とも呼ばれています。
このCoQ10は、もともと私たちの体の全ての細胞に存在しています。
CoQ10は、細胞内にある「ミトコンドリア」という器官で消費されています。
そのミトコンドリアは呼吸で取り入れた「酸素」や、食事で取り入れた「炭水化物」等をエネルギーに変換しているのですが、このエネルギー変換の際にCoQ10を沢山消費するんですね。
その為、CoQ10が不足すると、エネルギーが上手に作れずに、疲れやすくなり、元気に活動できなくなるんです。
また、このCoQ10の生産機能は40歳位をピークに衰えて来ると言われています。
そこで、CoQ10のサプリメントを摂取することが健康維持に必要だという健康ブームが到来したのですが、実はそこに残念なコトがあるんです。
市場で流通しているQ10は“酸化型”と言われる種類のものです。
実は、体内に存在するCoQ10の大半は“還元型”つまり、“酸化型”のCoQ10が効果を発揮するためには、一度体内で“還元型”に変換される必要があったのです。
結果、疲れやすくなる原因は、体内で“酸化型”のCoQ10を“還元型”に変換する力の衰えだったのです。
そこで、世界一のCoQ10の原料メーカーである株式会社カネカが“還元型”のCoQ10の原料を開発し、流通を開始しています。
とりあえず売れればいいというメーカーは“酸化型”のCoQ10を未だに使用しているようですが、消費者のコトを考えたら“還元型”のCoQ10を使用して欲しいものですね。